今年の桜は早く開き
風雨に遭うことなく
長く楽しめました
今年も京都の桜を楽しませてもらいましたし
去年も京都で花見をしましたが
雨&曇天でイマヒトツだった・・・
ここ、安来市では
桜が終わり
チューリップも終って
藤やツツジが見頃を迎える時期に
特産品のタケノコが出荷されます
特産の島田【しまた】(←濁らない)タケノコはブランド品なので
庶民市民の食卓には
フツーのタケノコしか上がりませんが・・・
今回の記事の主役は
タケノコではなくて、絵本
でも、タケノコの絵本というか
戦争のお話なのですが
「タケノコごはん」というタイトルの絵本
大島監督の息子・武さんが小学生の頃
親にこども時代の思い出を作文に書いてもらうという宿題
があり
その時に書いた文章がもととなって作られた絵本
日頃から子どもたちに
「自分で考えることができる人になってほしい」と
言っていたという大島監督
この絵本の内容も、少年時代に起きた出来事や感じたことが
シンプルに描かれているだけ
物語は、クラスで一番ケンカの強い
サカイくんのことが中心になって進んでいきます
ケンカが強くても、朗らかで優しい少年だったこと
だけど
兵隊だったお父さんが亡くなってからは
時々弱いものイジメをするようになったこと
みんなが大好きだったクラスの担任の先生が
兵隊に行くことが決まった時
一番涙を流していたのがサカイくんだったこと
「先生、戦争なんかいくなよっ」
タケノコごはんを頬張りながら
そう叫んだサカイくんの心の中には
どんな想いが詰まっていたのでしょうか