キャンプのマンガで、家キャン△

 これを寝る前に布団の中で読むと、良く眠れて楽しい夢が見られるのです。

 

 娘がこのマンガとアニメにハマって、

「冬キャンプしよう~」

 と言い出して、相模湖で冬キャンプの真似事をしたのは、今年のお正月でした。

 その頃はまだ、世の中こんなことになっていくとは、全然想像もしていなかった。

 ゴールデンウイークに「キャンプなら外だからいいだろう」とキャンプ場へ行く計画をする人が多かったらしいですが、それはまずいだろうって、相次いでキャンプ場も閉鎖されたと聞きます。

 

 それはさて置き、冬キャンプから帰って来た後に、このマンガの実写版ドラマが始まって、娘に勧められて見てみたのです。

 すると、これが案外面白かった。

 ただ、深夜枠のドラマだったせいか、字幕がなかったの。

 ヘッドホーン付けてボリュームを大きくすれば、声は聞こえるけど、何を喋っているのか殆ど聞き取れません。特にサブ主人公のなでしこちゃんのセリフは、子犬がキャンキャン吠えているようにしか聞こえない。

 でも、女子高生たちが淡々と冬キャンプするだけで事件性もないので、セリフが聞き取れなくても想像で何となくわかるので、それなりに楽しめました。

 

 主人公の女子高生りんちゃんが、かわいくて、私の娘と重ね合わせて見てしまう。目が大きくて丸いところとか。いや、娘はもう大人なんだけどね、それでもやっぱりかわいいのよ。(親バカ)

 一人で原付に乗って冬キャンプに出かけていく様子を見ていて、りんちゃんに感情移入するのではなく、母親目線で見てしまいました。

一人でキャンプ場にテント張って泊まるなんて、危険ではないのか? 母親として見ると、ハラハラしてしまいます。

 そういや、私も若い頃はもっと危ないことやってたなあ。今から思うと恐ろしい。若さゆえの恐いもの知らずというか。もっとも一人暮らしだったから、親には知られていなかったからいいけど。

 

 ドラマが終わった後に、今度はマンガを買って読んでみることにしました。

 本屋に行かれないので、Amazonで注文。マンガは10巻まで出ていたので、

「ええーい、全巻買っちゃおう、大人買いだ~!」

 と思ったものの、品切れがあって、まだ揃っていません。

 一度に注文した方が、配達する方も一回で済むから良いと思ったんだけどね。

 

 ドラマはマンガに忠実に作られていたことが、読んでみてわかりました。

ストーリーも、配役も、マンガそのもの!

 なので、マンガを読んで初めて、

「あー、成程、そういうことだったのか~!」

 ということが、あれこれ出てきました。

 例えば、なでしこちゃんは実は転校生だったり、あの酒豪の女性はいったい何者だったのかということが、マンガを読んで初めて判明して、ストーリーが繋がったのです。

難聴でドラマを見ると、こういうことになるわけ。

 

ドラマは4巻の所までで終わってしまったので、5巻からは逆に、ドラマになったらどうなるかを想像しながら読んでいます。

 ドラマでは毎回、おいしそうな「キャンプめし」が出てきました。

 初回はカップヌードルカレー味。次は餃子坦々鍋。それから焼きマシュマロや、すき焼き等、どれもすごくおいしそう!

 餃子坦々鍋は、私も真似して作ってみました。

 そして、ドラマ後の5巻で登場するのは、うなぎ! それも、3800円の特上の鰻重です。

 これがまたすごくおいしそうに食べる描写があって、ドラマ化されたらさぞやおいしそうだろうと…。

 

 私はうなぎが大好きで、昔は良く食べていましたが、高くなってからはめったに食べられなくなってしまっています。

 ところが、良いニュースが!

 今年はうなぎの稚魚が例年になく豊漁で、土用の丑の日には安く出回りそうだということ。

 そのせいなのかどうなのか知らないけど、スーパーに出ているうなぎの値段が少し下がっているような気がする。

土用の丑の日を待たなくても、今度は父の誕生日にうな丼にしようかな。

 

 

餃子坦々鍋。ドラマに出てきたのよりも見た目は悪いけど、とても美味しかったです。