前回の記事では情報と理解の違いについて述べました。そして情報をいくら得てもそれを理解に変換できなければ、その情報を得たところで何も変わらないと締めくくりました。

 

今回の記事ではこれからあなたが得る情報を効率的に理解に変える方法を具体的に紹介します。

 

理解とは情報と情報の繋がりを認識することだと話しましたが、具体的に何をすれば良いのか皆さん疑問に思っていると思います。

 

ズバリ、物事を理解するために最適なのは:質問です!

 

情報を手に入れた際に常に頭の中で質問を投げかけるのです。

 

この質問はどんな物でも構いません。

 

何故なら質問を頭の中でするのは、繋がりを探す意味もありますが、もう一つ重要な意味があります。

 

質問をすることによって頭の中で好奇心を強めるのです。

 

あなたの脳には元々情報と情報を繋げる機能が備わっています。

 

その機能が働き始めた時に感じるのが好奇心だと僕は思います。

 

質問を意識的にすることによって、私たちは脳に「ここは情報を繋げる所だよ」と伝えているのです。

 

そして質問をする事ににより好奇心が強まると脳が勝手に今勉強している情報を繋げようとしてくれます。

 

質問とは脳を好奇心旺盛にする手段です。

 

別に好奇心を促せれば手段はどうでも良いのですが、自分が試した限り、質問を頭の中でするのが一番簡単で確実な方法でした。

 

そして自分の中で好奇心が湧き起こった状態のまま本を読むと以前とは比べ物にならないくらい理解が進みました。

 

この時注意したいのは好奇心を持って情報に向き合うと普段なんとなく読み進めていたものにも時間がかかります。

 

物事をただ知るだけならそんなに時間はかからないですが、理解するにはそれ相応の時間が必要です。

 

最初のうちはこの理解するまでの時間が普通に物を読んでいた頃よりも長いです。

しかし理解する事を目的に情報に触れ続けていればあなたの理解する能力もどんどん成長していきます。

 

 

なので今度何か新しい情報に触れた際には是非頭の中で質問を思い浮かべてみてください。

 

好奇心が湧いてくる感覚が分かるはずです。

 

そして好奇心を持って情報に接すれば自ずとその新しい情報が自分の今持っている情報に繋がっていきます。

 

好奇心こそ理解を早める一番の近道です。

 

 

次回は好奇心を高めた後により理解を深める方法を解説したいと思います。

 

ではまた次回

 

Jun