40歳を過ぎた頃から
セリフ覚えに時間が掛かるようになった。

それまでは、セリフ覚えに
苦労したことがなかったので
明らかに老化を感じている。

セリフの覚え方は
役者により、様々だ。

ひたすら読む
セリフを書く
録音して聞く

三上は、ひたすら読めば覚えるタイプ
だったが、最近はそうもいかない。

稽古に入ると
必ず誰かが

ドラえもんの暗記パンがほしいっ!

と言っている。

記憶力がアガる!

という、訳の分からないサプリに
みんなで群がることもある

絶対に記憶力はアガらないけど。笑

ということで
効率の良い覚え方を調べてみた。

覚えるには
運動性記憶を使うのが良いらしい。

要は、身体で覚える。

運動神経を使って、筋肉を動かし覚える。

運動神経を使って覚えたこと
運動性記憶は、ほとんど忘れることは
ないらしい。

確かに、自転車に何年も乗ってなくても
乗り方を忘れるということはない。

ということは

セリフを覚える時には

声に出す
口や喉の周りの筋肉を使って覚える

書く
手の筋肉を使って覚える

ことが有効のようだ。

確かに、なかなか覚えられないセリフも
立ち稽古をすると覚えられることがある。

実際に動いて、運動神経を使いながら
覚えるほうが早いということだろう。

勢いでイケるのは、30代まで。

40代は、効率を考え
調べていかなくては生き残れないな〜
と思った、そんな朝です。

知恵をつけ、勢いそのままに
ぼくらの挑戦は続きます。