あなたに会いたくて

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ミステリーだけど
最後に残るのはかなしい気持ち





「ラプラスの魔女」3回目を観ました。
内容に少し触れます。
感想、というほどでもないけれど
気持ちを少し





3回目も、ううん、まだ3回目だから?
この気持ちをどこに持っていったらいいのかわからない
エンドロールと、そして主題歌「FADED」が流れて
ふわふわした気持ちで映画館をあとにします。

足元もふわふわしてる
これは初めて観たときから回を重ねても変わらない
非常に落ち着かない気持ちです。





なんかね
泣いてしまうタイミングがどんどん早くなります。
そのあとに続くシーンがわかるから泣けるのか(3回目にいたっては廃墟に入った時点でもう泣く)
それとも
より彼らのこころの深いところまで降りていけるようになったのか
翔くんも言っていた、最後のリリーさんのセリフ刺さりますよね。
もはや号泣だし( ;∀;)





いちばん好き、というかこころに残っているのは
ラスト近く 青江教授の研究室に紙飛行機が入ってきて
窓の外をみる教授が見つけた
円華の表情です。





ナラタージュのときの、泉にも思ったことだけれど
ひとつの大きな出来事があって
少女から大人の女性に変わる
顔つきががらりと変わる
それがすごいなぁ、と思ったんですよね。
大人っぽい顔つきになるっていうんじゃなくて
なんていうんだろう
穏やかな、なにかを吹っ切ったような
そして少し悲しげな…

少しずつ大人になっていくんじゃなくて
言葉で説明するのでもなくて

表情や、身にまとう空気でそれを見せてくれる
逆にいえば、そんなふうに急激に変わることで
その出来事がいかに彼女にとって大きな大きなことだったのかが伝わるっていうか





そしてラストシーン
青江教授に未来を知りたいかと問い
やめておきます、と答えが返ってきたときの円華の気持ち
とてもかなしかっただろうなぁ、と思いました。
これは1回目観たときには、かたちにならないもやもやとした気持ちで
パンフレットは買ったんだけれど
まだ読みたくなくて
答え合わせをしたくなくて
パンフレットを読んじゃうと、カンニングしたみたいな気持ちになるかと思って読めませんでした。
そして2回目を観て
あのとき円華はかなしかったんじゃないかなぁって、やっとそう気持ちをカタチにできて(鈍い 笑)





どうしてかなしかったかって
青江教授に「知りたくない」と言われた未来
それが自分にはわかってしまう
望んで手術を受けたとはいえ
「知りたい」「知りたくない」その選択肢が自分にはもはやないのだということ
そして、それを分かり合える
お互いがお互いを理解できる唯一無二の存在 謙人には(多分もう永遠に)会えない
それはどんなにか孤独で寂しいことだろうなと
そう思ったのでした。
でも、それを(本当の意味で)受け入れ、背負っていくことで
円華は大人になったんですよね。





2回目を観たあと
やっとパンフレットを読みました。
翔くんが「哀しい出来事じゃなくて哀しい気持ち」と話してくれていたのがなんだか嬉しかった。
届けてくれたものを受け取れた、と思いました。
「悲しい」んじゃなくて「哀しい」んです。
どう違うかをはっきり言葉で説明することは出来ないんだけれど(ダメじゃん)
だから翔くんが「哀しい」と言ってくれたことがとても嬉しかった。
感覚が近いのかなって感じられたから





あとは豊川悦司さんの「狂気」がすごかったです。
映画ならでは、でした。
あの「肌感」とか、赤いガウンとか
あとは、ちょっと現実から外れてしまったような話し方や身振りとか
非日常すぎるんだけれど映画だから成り立つのかな、ととても引き込まれました。
赤いガウンを着た豊川さんが出てきたとたん、
舞台が暗転したみたいに空気が変わったように感じました。
そこから一気にクライマックスまで引っ張っていく感じ、とか?
パンフレットを、隅から隅までわりとじっくり読んだのですが
豊川悦司さんの役はそう見えるように創り込まれていたみたいなので
そこはまんまと…、ということですね( *^艸^)





キャストの方々、皆さんとても良かったです(わたしの立ち位置謎)
福士くんも、リリーさんも
そのたたずまいに圧倒されました。
福士くんの目のいろや
リリーさんの声のトーン
お芝居ってこんなところでも見せるものなんだなぁ、って。





そして翔くん
青江教授
褒め言葉として書くけれど
なんていうか、おじさん感ね(褒め言葉ですよ!)
目の下に疲れが滲んじゃってるところとか
円華と、地下駐車場を車まで走る、その走り方がめちゃくちゃダサいとか
キラキラしたところが全然なくて
等身大の30代男性なんですよね。
もしあの映画の中にキラキラのアイドルがいたらダメなわけで
翔くんは雑誌のインタビューで「櫻井翔が滲みでちゃうのは仕方ないけど、それ込みで観てほしい」というような意味のことを言っていたけれど
わたしは「櫻井翔」とは全然思わなくて
前にも書いたけれど
エンドロールで名前をみて、一瞬「誰?」って思ったくらい
映画の中のあなたは青江教授でした。
ナラタージュのときのまつじゅんもだけれど
あれだけのオーラを消せる、感じさせないって、とても難しいことだと思うから…







最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
2回観終わって、やっと原作読み始めました。
映画が良かったので、原作読もうかどうか迷っていたのですが
大好きなブロガーさんが原作とても面白いと書かれていたので
(ネタバレ盛大にありとあったので、記事は最後まで読まずに失礼しましたが)
背中を押していただきました。
たしかにとても面白い(*^▽^*)
電車乗り過ごしそうになりました(笑)
こうして書いているとまたすぐに青江教授に会いたくなります。
そして円華に…


ナラタージュ
雨の降る日に観たくて、まだ開封すらしていません。
大好きな映画だから大切に観ます(*^^*)


そうだ!
あの青江教授の声がサラウンドで聞こえてくるところ
皆さんどうしているのでしょう?
どうにもこうにもニヤニヤしちゃうんですけど((∀`*ゞ)エヘヘ