敬愛する山下桂世子先生のワークショップ(4部構成)に昨日出席してきました。
ジョリーフォニックスの日本人向けマニュアルやステューデントブックの編纂が進む以前から
先生の研修にはかなりの回数と頻度で参加しており、
新潟、北海道、関西方面、そして香港まで追っかけて行ったりしたこともありました。
参加する方との交流をとても大事にしている先生なので、
研修が終わってからの懇親会で親睦が深まったやる気のある英語指導者の先生方とは
今も、Facebookでつながっておりますし、中でもJolly Study Squareの丸ちゃんこと、
丸山先生とは、懇意にさせていただいております。
昨日も、
子供たちが楽しく学べてわかりやすい教材の紹介
言語とは、文字指導の前段階で大事な音韻認識、
クラスにおいて指導者がどう子供たちに質問すると、子供たちの学びを引き出せるのか?
というガイデッド リーディングの手法
や、様々なレベルの本の紹介がありました。
いや~、勉強になりました。
30年くらい英語を通して、子供たちの育ちにかかわっておりますが、
ここ15年くらいは、発達の凸凹のある子供たちの専門家という肩書での仕事が圧倒的に増えてきています。
しかし、JUN創設の時から、第二外国語を習得することと、母国語の発達のスローな子供たちへの支援が
あまり変わらない方法で良いことには気づいておりました。
最近、母国語の日本語習得が遅れている子供たちがたくさん、児童発達支援事業所を訪れており、
その中で、毎日、支援者としての療育実践に自信を持てているのも、私の中の原点である
JUN International Preschoolでの26年以上の子供たちとの毎日のお付き合いがあったからなんだなぁ
と改めて実感いたします。
また、母国語が日本語以外の子供たちともご縁があり、外国籍の保護者支援を含めて日々、頑張っていたりします。
研修の最後に、山下先生が「グローバル教育」という日本の目指す英語教育に言及していました。
VIPERSという私にもあまりなじみのなかった用語でレクチャーしてくださいました。
自分で本を読めるようになるための技術を身に付けるために
教師が主導して行う 読みの指導を実践し、
V=語彙、I =推論 P=推測 E=説明 R=回収 S=順序・要約などの力が統括的に高まる
そのために、教師は子供たちにあらゆる場面で、設問を投げかけていき、
子供たちは答える訓練をしていく。
こういう学校教育が、アメリカやイギリスの子供たちは5,6歳からスタートして、大学や大学院までずっと継続していくことは、ご存じの方も多いと思います。
こういうスキルを身に付けるのがグローバルに成長するということであり、英語はそれを表現するためのツールに
過ぎない、、、そういう視点での国際化、グローバル化に横並びになって関わっていけるガッツを持つように
日本の子供たちを育てていく、、、それが、グローバル教育、、、というしめくくりでした
深いですね~。