友の為に命を捨てる事、これ以上に大きな愛は無い。(ヨハネ福音書15章13節)

 

この一節を、派遣先を知らせずに送り込んだ若い徴集兵に向かって言うか?

ロシアの兵士の母の会を率いる方達の所には

息子は今どこにいるのかと、悲痛な叫びが届いていると聞く。

 

この言葉は自分が人々から誹りを受けて磔に遭う運命にある事を知っていた

キリストの言葉だから意味を持つのであって

独裁者や似非宗教者が口にしていい言葉じゃない。

 

ロシア兵の綻びを伝え聞くにつれ

狂人の下に従わざるを得なかった、普通の人達の苦しみが思われる。

 

ロシア兵の脆弱さが明るみに出て来つつある。

想像していたよりも、ロシアはずっと弱く、貧しい国だったのかも知れない。

そんな国を率いている人間が、殺戮によって国を維持する事を選んだ。

その結果、相手の国はもちろん、自国民にも多数の死者が出ている。

 

侵略戦争と聞いて、他人事には思えない。

私の生まれたこの国も、私の生まれるほんの、ほんの20数年前まで

同じような事をしていたのだから。

 

異国の地で果てた、誰かの恋人や夫や息子であった若い男性たち。

彼らの無念の最後を、子孫の私達は決して忘れてはならない。

そして、決して繰り返してはならない。

 

奪い合うのではなく

分かち合いたい

 

そしてそれを実現するために

私達女はもはや、男だけに政治を任せていてはいけないのではないか。

 

国営放送でプラカードを拡げた女性社員

反対を表して辞職した女性キャスター

女だから、背負うものも無ければ、叩かれもしないから出来た事なのかも知れない。

相手にされてないから。

 

それでも良いじゃないか。

むしろそれを有効に使えばいい。