全国高等学校体育連盟は26日、オンラインで臨時理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、夏の全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)の中止を決めた。1963年に始まったインターハイの中止は初めて。
高校生の集大成の大会であることから開催を望む声も多く、実施へ向けて様々な選択肢を協議したが、選手らの感染リスクなど安全への懸念から中止を決断した。
今大会は8月(一部競技は7月)、東北から九州までの21府県で分散開催される予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で部活動が大幅に制限され、予選を兼ねる都道府県大会やブロック大会の中止が相次いでいた。