シネトーク101『ドラゴン・タトゥーの女』●もっとフィンチャーの毒を期待したのだが・・・・ | ぶっちゃけシネマ人生一直線!

シネトーク101『ドラゴン・タトゥーの女』●もっとフィンチャーの毒を期待したのだが・・・・

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映画が元気のミナモト!
てるおたくお

ぶっちゃけシネトーク

●今日のてるたくのちょい気になることシネ言

「静かなシーンの時にお腹がなるとすっごい恥ずかしい」




シネトーク101
『ドラゴン・タトゥーの女』
THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO





監督:デヴィッド・フィンチャー 原作:スティーグ・ラーソン 脚本:スティーヴン・ザイリアン
出演:ダニエル・クレイグ/ルーニー・マーラ/クリストファー・プラマー/スティーヴン・バーコフ/ステラン・スカルスガルド/ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン/ベンクトゥ・カールソン/ロビン・ライト
/ゴラン・ヴィシュニック


2011年米・スウェーデン・英・独/ソニー・ピクチャーズ映画/158分/シネスコサイズ/ソニー・ピクチャーズ配給(2011年2月10日公開)




●作品解説
人気ミステリー3部作の第1作『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を
2009年のスウェーデン版に続き、デヴィッド・フィンチャー監督で再映画化。
名誉棄損の裁判で窮地に陥っていたジャーナリストのミカエルの元に
40年前に少女ハリエットが失踪した迷宮入り事件の調査の依頼が舞い込む。
やがて調査が暗礁に乗り上げた彼は、驚くべき情報収集能力を持つ
天才ハッカー、リスベットを紹介され、2人で事件の真相を追う。



※ネタバレしてます! ご注意ください



ブルーレイ&シネマ一直線 リスベットを恋焦がれるヒロインにしちゃっていいのか!?


たくお 「今回はスウェーデン版(以下:ス版)のリメイクではなくて、原作の再映画化という位置づけて製作されているとのことだけど・・・・。クレイグが言うには『リメイクじゃなくてリブート(再起動)』なんだそうな


てるお 「そうなんだ。俺はてっきりリメイクなんだと思った。本作を観る前日にス版を観直したんだけど、ストーリー展開はほぼ同じだし、驚くほど似ているカットも出てくる。ここまで同じだと再映画化する必要があったのかさえ思う


たくお 「フィンチャーが映画化するというニュースが流れた時、彼の特異な世界観でこの原作をどれほど“料理”してくれるのかやっぱり期待しちゃうんだけど、至って真っ当な内容だった」


てるお 「フィンチャーらしい洗練感みたいなものは作品から漂ってたけどね。でも正直、『ファイト・クラブ』ぐらいにブッとんだものが観れるのかと思ってただけに、ちょっと拍子抜けだったなあ


たくお 「これを言っちゃうと元も子もないんだけどさ、から今回の再映画化までの期間が短すぎるよ。だってス版だってまだ2年前の作品だよ。もうちょっと寝かせておいてさ、もっとフィンチャーらしい味付けをするべきだった


てるお 「3年物のワインを飲まされたところで、そんなにウマイわけじゃない。なんか前に飲んだのと大して味が変わってないやん、みたいな(笑)」


たくお 「比較対象があるので、どうしても比べたくなってしまうのはしゃーない。細かい部分での違いはあるし、比べてみるのも一興なんだけど、作品的な雰囲気はそんなにガラリと変わったわけじゃない


てるお 「なんたって米版の舞台も同じスウェーデンだし。監督は『この物語はスウェーデンからできたものだ。ここで描かないと意味がない』と、安易に舞台をアメリカに変えなかった。ここは良し」


たくお 「確かにその選択は正しいと思うけど、それによって両作の世界観があまりにも似ちゃってるんで、ずっとデジャヴ感が拭えなかった


てるお 「なんだろうね、ス版は職人店主が3日間かけて煮込んだ特製スープで作った味の深~いラーメンなのに対して、米版は雇われ店長がササッと作ったラーメンいう感じ。別にマズくはないんだけど、やみつきにはならない(笑)」


たくお 「なんか分かるようで分からない例えだな(笑)。でも確かに米版には『やみつき感』がないよね


てるお 「ま、『ニキータ』が『アサシン』に劣化したほどヒドくはないけど(笑)」


たくお 「でも、今回の米版が失敗しなかったのはルーニー・マーラでしょ、やっぱ。この役を巡ってハリウッドではかなり争奪戦が繰り広げられたらしいね」


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てるお 「ナタリー・ポートマン、キャリー・マリガン、エレン・ペイジ、クリステン・スチュワート、ミア・ワシコウスカ、キーラ・ナイトレイ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラウニング、エヴァ・グリーン、スカーレット・ヨハンソン、エマ・ワトソン、エヴァン・レイチェル・ウッドなどなど、さまざまな女優の名前が挙がっては消えていった。かなり“覚悟”のいる役だったため、大半のエージェントが断ったみたい」


たくお 「正直、マーラに決まった時、『エルム街の悪夢』(リメイク版)でフレディにキャーキャー言ってたあんな小娘で務まるのかと小バカにしてたけど、これがなかなかの豹変ぷりで、これまでのか弱い清純なイメージを見事に破壊してくれる


てるお 「『ソーシャル・ネットワーク』ですごくイイ娘だと思ってたんで、個人的にはこういうファンキーなキャラはあまりやってほしくなかったんだけどねえ(笑)。リスベットはス版のノオミ・ラパスのほうがドラゴンっぽくって毒っ気があり、中性的な魅力があって好きなんだけど、今回のリスベットの“小娘感”も悪くない


たくお 「ただ、ノオミにあったボーイッシュでゴツゴツした“粗削り感”はなくなってる。マーラだと、どんな強烈なパンク・メイクをしてもよくよく見ると顔立ちが“イイとこのお嬢さん”なのでちょっとソフトに見えちゃうんだよ


てるお 「ノオミ・リスベットは男とケンカする時でも、割れた瓶を振り回して荒っぽい性格が出てるのに対して、マーラ・リスベットはひったくりからPCを奪い返す場面での立ち回りはすごくスマート。ココはカッコよかったわ」


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たくお 「マーラは劇中では脱ぎまくっててその肢体はエロいんだけど、ノオミはガリガリ体のペチャパイで男から見てもあまりそそられない。でもそれが作品的雰囲気に妙にマッチしてた」


てるお 「ま、この映画で初脱ぎだったのがちょっと残念だけど(笑)。ただ、役作りにおいてマーラはかなり肉体改造をしたみたいで、さすがに眉毛を脱色した時はショックだったらしい


たくお 「ノオミ・リスベットはこれまた立派な眉毛を生やしてたけどね。眉毛のない(または極度に薄い)女性って見た目でイカツさが出るから、これはメイクの賜物ってやつでしょう」


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てるお 「マーラは心底このリスベットに惚れて、厳しいオーディションに臨んだわけだけど、リスベット役発表のプレスリリース30分前に監督に呼び出されて『やはり君はこの役はやめた方がいい。君の人生を変えるかも知れない。でもいい方向に変わるとは限らない』と説得されたらしい。それでも女優生命に賭けてこの役をモノにした」


たくお 「体当たりでエグイ演技にもいとわないその女優魂はアッパレだね。二度にわたる暴行シーンは相当キツかったと思うよ」


てるお 「暴行シーンの撮影にあたり、リスベットを襲うビュルマン役のヴァーヘニンゲンと撮影以外に接触することは禁止だったとか。俳優としての彼は“いい人”なんだけど、その気持ちが演技のジャマをすると思った2人はなるべく顔を会わさなかったらしい」


たくお 「あの撮影が辛くてトレーラーで泣いてたのは実はヴァーヘニンゲンのほうだった、というのもなんとなく分かる。理性をもった男なら女性を襲うことは演技と分かってても結構辛いはず」


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てるお 「犯してヒロインの人間性を踏みにじっていた男が、今度は彼女から屈辱的な復讐をされて人としてのプライドをズタズタに引き裂かれる。男性優位社会、女性蔑視への反骨精神をもったヒロインの物語が映画の核となっていく


たくお 「ただ、今回の米版はその核となるテーマがちょっとぼやけている感も否めない。彼女が保護観察下に置かれている理由は、過去に父親を焼き殺そうとしたことが原因なんだけど、なぜ父を殺そうとしたのかまでは語られていない。ス版では自分や母親に暴行を繰り返す父への憎しみが募っての犯行だったことが描かれてたけど、今回はその回想場面がないから、原作やス版を知らない人はリスベットが“ただの頭のおかしいヤツ”だと思っちゃうんじゃないか?


てるお 「それはどうだろ、フィンチャーはリスベットの過去や心理的な部分を観客に間接的に感じ取ってもらう演出をしている。直接的な描写を入れなくても、幼少期から男によって人生を狂わされていることはなんとなくわかるし、卑劣な後見人に屈辱を強いられたことが彼女を突き動かし、その後のストーリーを誘導する役目も担っている」


たくお 「ただね、車で逃げる犯人をバイクで追い詰めていくシーンはあまり良くなかった。ス版ではリスベットが助けを請う犯人をそのまま見殺しにする描写があったからこそ、彼女の男に対する憤りが際立っていた。さらにその行為をミカエルに責められて怒りを露わにする。しかし今回はリスベットと犯人が対峙する描写もなければ、ミカエルが『殺しちゃってOK』と彼女に“殺しの許可証”を発行しちゃってるんで(笑)、全然意味が変わってしまっているんだよ」


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てるお 「確かに俺もそれは思ったな。それよりも最もいただけない改変がリスベットの性格。ス版では最後まで一匹狼的なヒロインだったけど、今回の彼女は恋する“乙女”になっちゃってるんだよ。この変更は賛否両論があるけど、俺は改悪だと思った!


たくお 「そう? あの余韻を残したエンディングはキライじゃないけど」


てるお 「いやいや全然ダメでしょ。『もっと触って』とか『殺しちゃっていい?』と妙に愛らしい部分を見せちゃってるところなんか違和感ありまくりだよ。ス版では、ミカエルが彼女に夢中になっていくんだけど、他人、特に男性との接触を避けてきたリスベットが一定の距離を置いていたあの関係性が良かったんじゃん!


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たくお 「でも、あのラストはやはり切ない女性として映るし、クールに装っていても内では女性の部分を捨てきれないリスベットの人間臭さが垣間見れたような感じがしたけどね」


てるお 「切ないキャラにしちゃダメなんだって! リスベットは恋をしちゃいかんのだよ!!!!!


たくお 「無茶苦茶だな(笑)」


てるお 「ましてや卑劣な男たちにメチャクチャにされて傷ついてきた彼女がそう簡単に男に心を開くとは思えない。ス版でミカエルとセックスをするのは彼女の性欲発散に過ぎないのであって、コトが終わるととっとと自分の部屋に戻ってしまう。恋愛感情があって寝たわけじゃない。あのクールさがイカしてたのに」


たくお 「でもフィンチャーは、男に自分の生き場所を求めようとしていたリスベットがふと我に戻り、結局は自分の生きる世界へと戻っていく選択しか残されていなかった、という冷たい現実を見せたかったんじゃないかな。決してロマンチックなままで終わらせていない」


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てるお 「だったらあのラストで彼女がミカエルをバイクで轢き殺すとかすれば良かったのに(笑)」


たくお 「無茶苦茶だな(笑)。ダニエルさんのミカエルはどうだった?」


てるお 「ス版のミカエルはちょっとメタボな“くたびれたオッサン”感がいい感じに出てて、そのオッサンがパンク少女と絡む面白さがあった。しかしジェームズ・ボンドにそのフツーの役が務まるかと思ったけど、意外とくたびれ感が出てて悪くなかった


たくお 「アメリカンなオーラがほとんどないから、スウェーデン人を演じててもそんなに違和感なかったな」


てるお 「コレが当初予定されていたブラッド・ピットだったら二枚目すぎてイメージが全然違ってたんだろうけど」


たくお 「彼が犯人に縛りあげられる場面では『ボンドだったらこんなピンチ、簡単に切り抜けちゃうのになあ』と思わず余計な事を考えてしまうのが映画ファンの悲しい性やね(笑)」


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ブルーレイ&シネマ一直線 ミステリー&謎解きはスウェーデン版の方が圧倒的に面白い


てるお 「ス版は153分で米版は158分とほとんど同じ長さなんだけど、なんだろ、ス版の方がテンポが良かった気がする」 ※スウェーデン版は後に180分のオリジナル完全版も発売


たくお 「ス版は事件の謎解きサスペンスと2人の調査シーンに重点を置いているのに対し、米版ではミカエルとリスベットのドラマがメインになってる。これはどっちが良いかは好みにもよるけど」


てるお 「うーん、既に知っている話というのもあるんだけど、とにかく米版はテンポがあまり良くないと感じた。特に2人が出会うまでの前半部分がすごいモタついている


たくお 「原作を読んだ人やス版を観ている人は、米版ではどう映像化されているんだろう、と見比べる興味が先行しちゃうからそんなに退屈しないと思う。でも原作を知らない人が今回の米版を観て、謎解きの面白さがこれで伝わってるのかなあ?と疑問に思った。やっぱり前半は冗長だし、事件の描き方もス版に比べてかなりザツだなあ、と感じたね


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てるお 「そうなんだよ! ミステリーの部分が重要なのに、米版は結構サラリと流しちゃってるんだよね」


たくお 「特に連続女性殺人事件の描写なんか、ス版では2人が1つ1つを調べていく過程が面白かったのに、米版ではリスベットがいつの間にか1人で調べ上げている。そこがもう面白くない」


てるお 「連続殺人事件と話があまりうまく溶け込んでない気がした。ミステリー部分はあっさり目に端折ってるくせに、なのにス版より全体的に展開がモタついているのはなんでだ?」


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たくお 「ス版は事件の顛末をこと細かく描いていたし、観客を謎解きの面白さに誘ってた。でも、今回はテンションをなかなか上げてくれないので、ミステリー・ファンとしてはかなり食い足りないと思う


てるお 「ヴァンゲル・ファミリーの複雑な相関もス版は分かりやすく丁寧に描写しているので、観客も話についていけたけど、米版はテンポが早すぎてそのあたりの説明がすごい分かりずらいんだよ。話を知ってる俺でもちょっと頭がこんがらがったもん


たくお 「ス版では関係者の顔写真をインサートして説明してたけど、米版じゃセリフで語るだけ。確かに不親切だし、トイレで一度席を離れちゃうと話がワケ分かんなくなる(笑)」


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てるお 「不可解な数字と聖書を結び付けるくだりや、ナチスとユダヤ人の関係もス版ほど深く描かれていないので、複雑なミステリーが解かれていく醍醐味が不足してるよね」


たくお 「頭のイカれた男たちによる快楽殺人だったという結末は同じなので、鍵となる聖書やユダヤ人はミスリード用の仕掛けなんだけど、観客が劇中人物と一緒になって積み上げられたヒントを解いていく面白さが米版にはあまりない。事件に一歩踏み込んだス版の展開の方が好きだな」


てるお 「パレードでハリエットが何かに気づいた連続写真をきっかけに、ミカエルがパレードにいた人物をたどっていくシーンもス版の方がミステリアスに富んでた」


たくお 「2人が手を組んで事件を調査していくバディムービーとしての面白さもス版の方が際立ってる」


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てるお 「米版はミステリーに重点を置いてないゆえに、犯人が明かされる衝撃感も思ったほど薄い。意外にあっさりと事件が解決しちゃうんだよ


たくお 「犯人のアイツもス版のほうがインパクトがあった。ミカエルと拷問する場面でのあの猟奇性、狂気性はなかなかのものだったけど、今回は犯人の描き込みが弱い」


てるお 「彼が映るファースト・カットは怪しさ満々だったけど(笑)。でももっと頭のイカレた“ヘンタイ感”を出してくれないと!


たくお 「で、ハリエットの“その後”が明らかにされるクライマックスも米版はなんか尻すぼみなんだよね。ス版ではこのあたりのシーンの盛り上げ方が巧かったのに。どうしたフィンチャー!?(笑)」」


てるお 「逆にス版ではあっさりめに描かれてた、リスベットがヴェンネルストレムの海外口座から大金を引き出すシークエンスが米版は無駄に長い。あんなにこと細かく描く必要あるかな?」


たくお 「あのラストはミカエルへの愛を不器用ながらも示そうとしたリスベットの行動心理を描いているんだろうけど、それにしてもちと長すぎだわな」


てるお 「俺はあの場面は『ソルト』にしか見えなかったぞ(笑)」


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たくお 「ス版より良かったところって、スウェーデンの寒々感が伝わってきたところかな。ま、鑑賞した日が強烈に寒かったというのもあるんだけど(笑)」


てるお 「ずっと薄暗い曇り空で一度も晴れない。『セブン』を思わせる陰鬱な映像は雰囲気を醸してて、フィンチャー、いい仕事してると思った。クレイグのあのリアルな寒がり演技はおそらく演技じゃないよね。ガチに寒いんだと思うぞ、アレ」


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たくお 「観た人がこぞって絶賛してるのが、『移民の歌』が流れるアーティスティックなオープニング・タイトル。リスベットの悪夢を再現したあのタイトルは確かに燃え~だよね」


てるお 「ぶっちゃけさ、フィンチャーらしいところってあのタイトル部分だけな気もするが(笑)


たくお 「それは言い過ぎだけど、ただ、あのタイトルの“パンク感”が本編にあるかと言われたら・・・・・ないね(笑)


てるお 「本編がタイトルに負けちゃってる」


たくお 「あと、サントラは相変わらずカッコイイね!」


てるお 「信じられないけど、日本盤出てないのな。3枚組のサントラをUSのアマゾンで買っちゃった」


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たくお 「今回はストーリーをなぞっただけという印象が否めなかったけど、米版も3部作の製作が決まっているようなので、次回作で本当にファンに評価される作品ができるかどうかが試されるんだと思う


てるお 「ス版の2、3作目は1作目の完成度とは程遠かったので、米版は今回のクオリティを保った続編を作ってほしい。てか、フィンチャーが続編もやるの?」


たくお 「クレイグは3作目までの契約にサインし、『1本だけで終わるのは悲しい』と言ってたマーラも続編への出演が決まってるけど、フィンチャーはまだ未定。あまり続編をやりたがらない監督なので、米マスコミの間では別の監督になるとの見方が強まってる。それに監督とソニー・ピクチャーズと一度モメたからね」


てるお 「モメたって?」


たくお 「フィンチャーは本当は3時間で完成させたかったらしいけど、スタジオは2時間20分以内に収めろと。で、双方が妥協して最終的に2時間38分に落ち着いた」


てるお 「こりゃ絶対、ディレクターズ・カットを出すだろうね」


たくお 「ま、続編をやるからにはフィンチャーにも続投してほしいけど」


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てるお 「最後に文句を1つ。あのでっかいモザイクはなんだ! 今時あんなクソなモザイクを入れてくるなんてありえないだろ!


たくお 「なんか黒木香時代のAVみたいなモザイク(笑)。あのモザイクがかえって卑猥にしてるよな。時代遅れも甚だしいあんな修正、信じられん


てるお 「多分、腰の動きもNGだからモザイクにしちゃってるんだろうけど、だったらいっそのことR-18にしろや!」


たくお 「せめて今のAVぐらいの薄消しにするべきでしょ。マジで萎えたわ」




●ココGOOD! オープニング・タイトル/エロイカすルーニー・マーラ/意外とくたびれたオッサンぶりが良かったダニエル・クレイグ/舞台はやっぱりスウェーデン/寒々しいスウェーデンの陰鬱な映像表現/サントラ
●ココBOMB! やはり時期尚早な再映画化/乙女になってしまったリスベットの性格変更/ミステリー、謎解きの面白さがあまりない/事件関係者の説明不足で人物相関が分かりずらい/モタついた展開/犯人判明の衝撃感
とハリエットのその後の展開の衝撃感が薄い/うっとおしいモザイク




●『ドラゴン・タトゥーの女』満足度料金

てるお  1100円

たくお  1100円



『ドラゴン・タトゥーの女』 ★★★














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