いらっしゃいませ
皆さん、いかがお過ごしですか
風邪などひきませんように・・・
お体くれぐれもご自愛なさってくださいね。
監督 ブラッド・ファーマン
マイクル・コナリーの同名小説を映画化しています。
法廷サスペンスの秀作です。
リンカーン弁護士
- 主な登場人物
- ミック・ハラー マシュー・マコノヒー
- 刑事事件のエキスパートですが、アウトローです。
- 人間臭さがにじみ出ていて、お金も大好きな
- 腕利き弁護士です。
- 高級車リンカーンの後部座席が
- 彼のオフィスです。
- 別れて暮らす娘と会う時間を大切にしています。
- 元妻マギーとも行き来があります。
- バツ2男です。
- マギー・マクファーソン マリサ・トメイ
- 検事、ミックの元妻で娘ヘイリーと暮らしています。
- 別れても・・・
- ミックの事を嫌いになれないマギーですが、
- 弁護士としては優秀でも
- 夫としては最低だと語っています。
- マリサトメイさん、個性的で美しい人ですね。
- 昔から大好きな女優さんです。
- …それにしても、元夫婦のこの距離感がたまらんのです。
- ステキな二人です。
- ルイス・ルーレ ライアン・フィリップ
- 事件の容疑者であり、資産家の息子として何不自由なく
- 甘やかされて大きくなった高飛車で傲慢な男です。
- 何食わぬ顔で、残酷なことをサラッと言ってのけたりします。
- 本当に…嫌な男をライアン・フィリップが熱演しています。
- フランク・レヴィン ウィリアム・H・メイシー
- 私立探偵、ミックの親友であり、事件の調査員を
- 務めています。
- 仕事柄、勘が鋭い人物です。
- この方ウィリアム・H・メイシ―さん、
- 『ファーゴ』(1996)で初めて知ってから・・・
- お気に入りのバイプレーヤーさんです。
- コメディからシリアスまで幅広い演技をなさいます。
- ヴァル・ヴァレンツェ ジョン・レグイザモ
- この俳優さんも、ロミオ+ジュリエット、
- ジョン・ウィック・シリーズなど数多く出演されてます。
保証金の立替業者を営むヴァルは、
ミックにルイスの案件を紹介する人物です。
ここから物語の口火が切られます。
簡単なあらすじ
ミックは刑事事件専門の法廷弁護士です。
変わり者の一匹狼で、事務所を構えず、専属運転手を雇い、
愛車、リンカーン・タウンカーをオフィスとして、
LAの裁判所を巡回しながら実入りの良い仕事を物色しています。
つまり、お金になる仕事を優先的に請け負う弁護士です。
ちなみに、依頼人との会話中は、運転手さんは
ヘッドホン装着がお約束です。
走っていると、突如として、こんな感じで
路上でも仕事の依頼が舞い込みます。
劇中では、ハーレーに乗ったお兄様方が
リンカーンをぐるっと取り囲んでいます。
車から下りる事もなく…即座に交渉は成立。
キャッシュでお支払いです。
中を確認せずとも、封筒を振ればわかるそうです。
もしもしカメよカメさんよ
ある日のこと、ミックは、保釈金の金融業者(ヴァル)から、
特別な情報を得ます。
ヴァルの話しによれば、不動産業を営む資産家の息子が
強盗及びレイプの容疑で逮捕されたという案件でした。
早速
裁判所で事件の容疑者であるルイスと面会したミックは
100万ドルの保釈金を積むことで、
なんとか保釈のOKを取ります。
ミック ルイス
ルイスは無実を主張し、
被害者の女性に嵌められたと言い張ります。
その一方で、担当となった検事のミントンは強気な姿勢を貫きます。
ミックは調査員のフランクと二人で
事件の真相を究明していくのですが・・・
突き詰めていくうちに
この一件が、以前自分が担当して無実を主張する被告に
死刑の代わりの無期懲役という司法取引に応じさせた
事件と酷似している事に気がつくのです。
そして・・・
裁判が経過し終盤に差し掛かる頃、こともあろうに・・・
自分の犯行であることを、ミックに簡単に白状するルイス。
ミックとルイスの間で交わされた会話は
「弁護人と依頼人」という特別な守秘義務が定められていて、
これを破ってしまうと…
ミックは法曹会で生きていく資格を失ってしまいます。
ルイスの裁判の弁護を続けながら、
ミックは守秘義務という問題と葛藤します。
何よりも、無実の男を主神経にしてしまった罪の意識にさいなまれ
過去の過ちを、けっして繰り返さないようにと肝に銘じるのでした。
- マシュー・マコノヒー
- 1969年11月4日生まれ テキサス州出身
- 身長183cm
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大学在学中に、
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その魅力的なルックスと雰囲気を見出され
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スカウトされたそうです。
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映画『バットチューニング』(1993)に
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演技の経験がないまま出演します。
- ※共演はベン・アフレック、ミラ・ジョボヴィッチ
- 『評決のとき』(1996)で初主演のチャンスが巡ります。
- ※共演はケヴィン・スペイシー、サミュエル・L・ジャクソン
- 若い頃は肉体派としても有名でアクションものや、
- ロマンティック・コメディーなど、様々な作品に
- 出演していた、マシューでしたが。
- その後、紆余曲折を経て、ある時期から、
- 「これこそは!」と思う作品のオファーが来るまでは
- 仕事を引き受けない、という姿勢を貫いたそうです。
- そして、満を持して
-
『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)で
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アカデミー主演男優賞を受賞。
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念願のオスカーを手にしました。
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※この映画は低予算映画の為、
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スタッフ・キャスト総出で
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渾身の力を込めて作り上げたそうです。
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エイズと闘う男の役を演じるために
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6ヶ月掛けて21キロの減量を行ったマシューは…
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最終的に27キロもの体重を落としたとの事です。
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先ほどもお話したように
肉体派俳優として有名だったマシューは
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筋肉を落とすことが困難で、とても苦しんだとの話しで。
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一時期は、あまりの減量の影響で…体力を奪われ
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歩くのもやっとだったそうです。
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ご覧になれば一目瞭然です。o(;△;)o
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激しいエクササイズに取り組むばかりでなく
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卵の白身だけを食すという、過酷なダイエットも行っていたそうで。
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動くと息が切れたり…常に疲労感を伴うことが多くなり
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視力も極端に低下したと本人自ら語ってます。
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マシュー・マコノヒーは、この満身創痍の状態で
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが
タッグを組んだ
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)
にもほんの少しだけですが特別出演しています。
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ウルフ・オブ・ウォール・ストリート(2013)
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かなり変なおじさんなのですが。汗
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きょろきょろ周りを気にするディカプリオの仕草も良いです。
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翌年公開の『インター・ステラー』(2014)の演技も見事でした。
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監督 クリストファー・ノーラン
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インター・ステラー(2014)
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2017年公開の映画『GOLD』では
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ご覧のように、なんと髪の毛を抜いて
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逆に体重を大幅に増量して挑みました。
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もはや別人
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役者魂!おそるべし
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かつてロバート・デ・ニーロもそうであったように
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『映画レイジングブル』より
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演技をする人というのは、ストイックな方が多いですよね。
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仕事への情熱は素晴らしいと思いますが…
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健康あっての演技。
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体を大事にしながら、
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これからも活躍してほしいと思います。
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セクシー・ガイですね。
- 今日はこの辺で失礼します。
- いつもご訪問ありがとうございます。
- 動画と画像はお借りしたものです。