(続き)

 

7月8日 土曜日 曇り ところによりどしゃぶり雨

 

ホテルでの朝食後、

いったん部屋に戻り、荷物をまとめ、車に積んだ。

8時のシャトルバスに乗る前にチェックアウトもした。

 

チェックアウト時間は11時だが、

8時のバスに乗り、朝市散策後、

10時40分のバスで戻ってからでは

慌ただしいと思ったからだ。

駐車場には、車をそのまま停めておくことを伝えた。

 

宮川朝市もダンナは一度見ているそうだが、

天気が悪いのが影響しているのか、

こんなものじゃないんだよ、少なすぎる、

もっと賑わっているところを

見せたかったのに・・・と嘆いていた。

 

※宮川朝市

鍛治橋~弥生橋宮川沿い 7時から12時まで毎日開催

 

ひと通り見て歩いたけれど、

あっという間に端に辿り着いてしまった。

赤かぶの漬物を買おうと思っていたけれど、

あとで、赤かぶの里には行くよ、と言うから

じゃあ、そのときでもいいかと、やめてしまった。

 

昨夜も食後に歩いたが、

川岸への階段を降りて、遊歩道を散策。

川には赤い鯉が泳いでいるのが見えるのだが、

その様子を見ていた観光客とすれ違うとき、

こんな会話が聞こえてきた。

「可哀想ね、先日の雨で流れてきちゃったのね」

そして私にだけ聞こえる声で、ダンナがつっこむ。

「いつもいるんだよ」

 

 

春と秋の高山祭直前の恒例行事として

鯉の放流が行われてきたそうだ。

2021年春、50年の歴史に幕を閉じたようだ。

 

宮川に架かる行神橋の上から

右手が朝市会場

 

 

行神橋(ぎょうじんばし)

昨夜は橋に灯りがつき、きれいだった。

橋の上からは、

鯉以外にも小さな魚が飛び跳ねているのが見えた。

 

行神橋:令和2年7月5日開通

全長41.7m 幅3mの歩行者専用の橋

 

昨夜も歩いた場所。

途中で途切れた階段が数カ所。

上の道まで続く階段はどこも傾斜が急だ。

 

 

宮川を後にして、古い町並みを散策。

 

まずは、

このあたりから、雨が降り始めた。

 

ここはいつも並んでるんだよーと、

ダンナが教えてくれたのは、わらび餅で有名だというお店。

私たちの前にひと組いただけで、並ぶ人はいなかった。

 

 

 

高山陣屋前でも朝市が行われていたが

やはりこの天気のせいか、出店は少なかった。

 

 

9時過ぎ・・・降りがひどくなってきたので、

ソフトクリームを食べながら、

東屋で雨宿り&ひと休み。

 

10時40分のバスで戻る予定だったが、

どしゃぶり雨の中、歩きたくないので

予定を一時間早めることにした。

乗ったのは私たちだけだった。

 

部屋はもうチェックアウトしてしまったので、

フロントでトイレだけお借りして、

自家用車に乗り換え、出発。

雨はさらに激しく降り続いた。

 

道なりに走っていただけなのに、

赤かぶの里にはたどり着けなかった。

雨が凄かったこともあり、見落としたらしい。

かなり先まで行ってから、

戻ろうか?とも言われたけれど、

また次の機会に(あるのか?)することにして

先を急いだ。

 

次は、松本城へ、と走らせていたが、

近づくにつれて、周辺道路はどこも渋滞。

行っても、また混雑していそうだからやめよう、と

次の目的地、大王わさび農場へ向かった。

 

13時頃、大王わさび農場(安曇野市穂高)到着。

雨はあがっていた。

 

 

黒い寒冷紗シートで覆われていて

肝心の山葵はほとんど見えなかった。

 

ここも黒いシートが目立つ。

 

 

 

雨が降ったあとだからか、

大量に草葉が流れているのが気になった。

近づくと、川底が見えるくらい澄んでいた。

 

「珍百景」ふたつの川

奥に流れる一般河川万水川(よろずいがわ)と

湧水100%の蓼川(たでがわ)、水質が全く違う川が

細長い島をはさんで流れる珍しい風景です。安曇野で

最も低いこの地に流れついた2本の川は、この先で合流しますが

水温などの違いからしばらくは混ざることなく流れ続けます。

(立て札の説明より)

 

たしかに珍しい風景だなと、しばらく眺めていた。

手前の川は流れがゆっくりで

奥は流れが速い。

交わらずに流れているのが不思議に思えた。

 

フードコートは混み合っていたが

農場内の見学ルートは空いていて、

この川のあたりなど、他には誰もいなかった。

 

カワトンボがいるくらいだから

やはりきれいな川なのね。

 

フードコートに戻って、

わさびソフトクリームを食べ

わさび漬けなどお土産を買った。

 

わさびソフトクリーム

写真を撮りたくてまごまごしているうちに

溶けてきたよ、と指摘され、先を少し食べた後ですw

 

本来わさびが苦手な私は、ミックスにしてしまったけれど、

ミックスにしなくてもさほど辛くはなかったみたい。

(ダンナが頼んだのをひとくち頂いた)

すりおろしわさびつきの、プレミアムのほうが刺激的なのかも。

 

場内を1時間くらい過ごした後、車に戻って出発。

 

遅い昼になるけれど、食べられる店を探した。

 

15時近くになって、ようやく食事。

頼んだざるそばは、舟盛りの器になっていて、面白い。

向かいに座るダンナは、大盛りを注文。

 

行きと違うルートを走りたいと

上信越自動車道を通るルートで帰ることに。

 

16時半頃、休憩に、たまたまに立ち寄ったのが、横川SA。

横川と言えば、もしかして?と思っていたら、

おぎのやの看板が見えて、思わずやったぁと声が出た。

峠の釜めしで有名で、また食べられるなんて、と嬉しかった。

 

19時半頃、無事に帰宅。

暗くならないうちに家についてよかった。

 

夕飯は、峠の釜めし。

美味しかったぁ。

食べたのは、何十年ぶり。

当時の中身はどんなだったかなぁ。

 

SAでは、器の回収BOXがあったから、再利用するのだろうね。

持ち帰ったこの器、ちゃんと米が炊けるというから

そのうちに試してみます。

漬物の入っていたケースは、釣りのときに活用すると、ダンナ。

 

 

 

デザートはわらび餅。

2つ買ったので、ひとり一個?と言ったら、

多いでしょ、と却下。

まずは一つ開けて、半分こ。

 

食べ方が書いてあるのに、

毎度説明書をきちんと読まない私は手順を間違えた。

もうひとつあるから、次はきちんと順序を守るよ。

 

 

 

約9600歩にて終了。

 

車 車 車 車 車 車 車 車 車 車 車 

 

 

今回の旅行では、

ダンナがデジカメ&三脚&タイマーセットを駆使してくれて、

撮った枚数は多いのだけど、

二人が写ってればいいのか、みたいなのが多かった。

きのうの白川郷展望台や、合掌造りの民家前で写した写真も、

肝心なところは、ダンナが立ち塞がってばかりだった。

ブログ用に私がスマホで撮っておいてよかった。