カフェではなくて、しぶい喫茶店でモーニングでも食べようと適当に検索していると、西成区にかなりしぶい喫茶店を見つけたので行ってみた。
店先は真新しいとは真逆の歴史や伝統みたいな雰囲気を醸し出しており、中に入って内装を見れば、これまた歴伝を感じる使い込まれたものが使われているのだが、こういった店にありがちな雑然さはそれほど感じられずきれいに掃除されている。
何を頼もうかとメニューを見て驚いた。
トーストのモーニングは350円で、それ以外のモーニングも400円という、どうなんだろう私の経験的には昭和60年くらいの価格ではなかろうか。
同僚はサンドイッチの、私はホットドッグのモーニングをホットコーヒーで頼んでしばらく待てば、ごくごく普通のモーニングが置かれて、見た目は完全に合格点で600円取られたとしても高いとは感じない水準である。
コーヒーを飲んでみれば、普通に出てくる喫茶店のレギュラーコーヒーよりは1,2割香ばしい感じだ。
ホットドックはごくスタンダードではあるものの、大いにありだと感じる。
サラダやヨーグルトも何の不満もなく、トータルで価格を考えれば二重丸の合格点であった。
2人掛けのテーブルが6~7席、4人掛けのテーブルが4~5席ある広い店内で、次々とお客さんが出入りし、皆さん常連なのであろうご機嫌で出入りしているのが地元密着とでもいうのだろうか愛されている店の証である。
店の名はEDEN(エデン)で、所在地が
大阪市西成区花園北2丁目10−6
となり、我が家からは遠いものの、近くなら絶対に通ってしまうお店であった。
・・・おの・・・



