
野党第1党のリーダーが大きく若返ったことは、政界全体の世代交代にも影響を与えそうだ。
新代表の任期は、2006年9月までとなる。
前原氏は、
「日本の民主主義を機能させ、より良い政策競争を根付かせ、国民の生活向上、安定につながるよう努力したい。
民主党を『闘う集団』に変える。」
と述べ、2大政党の一翼を担う政党として民主党を立て直す決意を強調した。
今回の代表選で、前原氏は労働組合や業界団体などに縛られない政策立案を訴え、支持を広げた。
党内各グループのバランスではなく、能力主義で適材適所を貫く、として、年功序列や“派閥均衡”の人事は極力排除する考えを示した。
政策面では、17日の記者会見で、憲法9条の改正について、「私の意見は1項はいいが、2項は削除して自衛権を明記するということだ。党内議論を進めていきたい」と述べ、自民党などと協議を進める考えを明らかにした。
憲法改正積極論や安全保障観に対し、旧社民党系議員らの反発があり、世代間の融和とともに、前原新体制の課題となりそうだ。
やっと政権政党に向けて民主党が歩みだした。
党内をまとめるのは、私と同い年の前原氏には大きな試練だが、選ばれた以上どんなに大きな犠牲を払ってもやらなければ、野党第一党の名が泣くし民主党はじり貧である。
野党が掲げるべき、現実的な改革を小泉に先を越された感があるが、古い体質に縛られていては、今の時代国民の支持は得られようも無い。
歳は若いといっても28歳から議員をやっているので、政治がどんなものかは充分わかっており、大きな求心力を持つ人だから選ばれたんだろう。
政治家の中で、最もまともな事を言っているのが小泉だ見たいな今の国政に一石を投じる事を期待する。
参考までに憲法9条とは
1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
良く判らないけど、2項に自衛権を明記せよとは、自衛のための軍隊を持つことは認めるという事なのだろうか?
自衛隊は英語では軍隊と区別されておらず、軍を保持しないと言いながら自衛隊を持つのは詭弁であるのは間違いない。
狭義で日本を守るための軍隊は必要だと思う。
ただ、広義で日本を守るためだといいながら他国に侵略を行う事は絶対に避けなければならないと思う。
なんて書いたら、明日机を赤色に塗られそうで恐いけど・・・
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