
横断歩道を渡っていると、ヘルメットの中からこちらを見て笑っている先輩の姿があった。
当事大人気のホンダホーク兇凌啓屬望茲辰討い襦
むちゃくちゃかっこ良く感じる。
この時から私のバイクライフが始まることとなった。
当事高校1年であったが、熱しやすい性格と4月生まれのメリットで速攻バイトに精出してバイクの免許をゲットする。
お金がないので最初に乗ったバイクは家にあったバイクとなる。
それまで移動手段の主力であった自転車とは雲泥の行動範囲を持つのがバイクである。
たった50CCではあるけど、夢を感じる乗り物だった。
タイヤが太くて微妙に乗りにくかったけど、あちこちへ走った記憶がある。
さすがに1年だと少しだけバイクに乗れば注目される。
ただ折角バイト頑張ってお金を溜めたけど、先輩方がやりすぎたお陰で道路交通法が改正されて、中型二輪が新設され、実際には国内で新規に免許を取る人間は400CCまで免許となる。
確かこの頃高速道路に二輪2人乗りも禁止になったが、最近又解除されたらしい。
当事最高峰だった750CCのオートバイには乗れない制度が確立されてしまった。
しかし、メーカーはくじけずに国内の需要の最たる400CCに魅力的なオートバイを次々に投入する事となり、それほどの不自由は感じない事となる。
写真は、当事少しだけ乗った家の『チャッピー』。