村田ハイブリッドプロジェクトリーダーにレース後、お話を伺いました。 | 脇阪寿一オフィシャルブログ「脇阪寿一の走らなあかん!」Powered by Ameba

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寿一:

お疲れ様でした。

こんなタイミングですいません。

レースを終えられて率直な感想、気持ちを教えてください。

 

村田さん:

完敗です。

 

寿一:

要因は?

 

村田さん:

普通のサーキットではなく、ここがルマンだという事をまだまだ理解できてませんでした。

 

寿一:

どういう事ですか!?

 

村田さん:

我々も最後の最後に路面ができてきて予選タイムよりかなり速く走れる様になりました。

ここルマンは路面ができるまで、普通のサーキットとは比べ物にならないくらいの時間を要しました。

その部分がよめてなかったと思います。

ポルシェやアウディはすぐに自分達のペースで走れた。

その違いだと思います。

 

寿一:

ポルシェやアウディはスタートしてからゴールするまであまりペースの変化がありませんでした。

もちろん彼らも路面が良くなってグリップが増えたでしょうけど、そのタイムの変化はさほど感じませんでした。

 

村田さん:

その部分だと思います。

速く走らせるための手法が彼らとは違うのかもしれませんね。

 

寿一:

ライバルのポテンシャルについてお伺いします。

アウディの決勝スピードについてはある程度想像通りだったかもしれませんが、アウディは細かなトラブルが少々出ていました。

それに引き換え、ポルシェのペースは高いレベルで安定し、大方の予想に反しトラブルも起こりませんでした。

 

村田さん:

先ほども話した路面をよめてない事もそうですが、彼らは色々な準備が出来ていた。

ハイブリッドシステムの不具合対策も、路面に対しての走らせ方も。

彼らが持つ歴史、技術がそれをクリアさせたんでしょう。

一枚も二枚も上手です。

ただアウディは、トラブルを考えると、ポルシェに合わせたあのレベルでの走りは厳しかったんかもしれません。

 

寿一:

ポルシェのハイブリッドシステムは、トヨタもアウディも後半に問題を抱えると想像していたと思います。

それが最後まであのスピードをキープしてあっさりと優勝していった。

これは各メーカーが開発を進める手法が違うハイブリッド開発競争ですが、今後のトヨタのハイブリッド開発に影響しますか!?

 

村田:

もちろんです。

この悔しい気持ちが我々の糧となり、さらに良いハイブリッドシステムの開発に向かわせるエネルギーになります。

ですが、そのシステム開発について大まかな我々の手法、ポリシーは変わりません。我々は我々の道であの強いポルシェ、強敵に勝てるように頑張ります。

もっともっと頑張らないといけないのです。

ルマンは、ルマンの歴史は、そんなもんやない!

そう言われてる気がします。

それって素晴らしい挑戦やと思いません!?

精一杯頑張って、車を買ってくれる人達が喜ぶシステム、技術を開発しないと我々、あのポルシェには勝てませんよ!

 

寿一:

ワクワクします。

技術開発とマーケティング要素が一致しているように強く感じます。

僕としては本当に頑張ってもらいたいです。

歴史と伝統があるこの過酷なルマンで、各自動車メーカーが本気で車を売るために戦うこのルマンで、トヨタもそれに挑戦し続けてもらいたいです。

トヨタのためにも、ルマンの歴史、未来のためにも、そしてモータースポーツの歴史を守り、未来を作るためにも。

 

寿一:

今回負けましたが、この負けが5年後、10年後のトヨタが持つハイブリッドシステムのレベルをさらにひき上げる要因になると考えますが。

またこのポルシェの出現が未来に向けたハイブリッド戦争を加速させたと思いますが。

 

村田さん

もちろんその通りです。

我々は絶対やります!

 

寿一:

それでは今回のトヨタの戦い方についてもお聞きします。

決勝は予想していた通り走れましたか!?

 

村田さん:

一つトラブルがありましたが(デビットソンのクラッシュ)、後は順調にミスなくレースをこなせました。何一つトラブルは起ってません。そういう意味では良いレースができました。

ただ、スピードがライバルに比べて足りてなかっただけです。

 

寿一:

村田さん、ルマンって、車の歴史、現在、未来が交差する素晴らしいレースですね。僕は先週の土曜日から関わらせていただき、初めてのルマンでした。

そして、物凄く酷いレースだと感じました。

公開車検からフリー走行、予選、ドライバーパレードを経ていざレースへ。

1週間という長い時間をかけ、徐々にテンションが上がっていき・・・

勝てばいいですが、負ければ奈落の底へズドンと落とされる。

日曜日の15時に全てが決まり・・・

勝てば楽しいことが延々に続き、負ければそれを取り返したくても、それが叶うかもしれないチャンスが来るのが1年後・・・。

厳しいですよね。

 

村田さん:

オリンピックよりはマシですよ!って誰かが言ってたな。(笑

我々は去年タイトルをとりましたが、どうしてもこのレースで勝ちたい。

厳しければ厳しいほど頑張りたいと思います。

 

寿一:

僕、今回でヨーロッパのレースのイメージが変わりました。

F1のそれしか知らなくて、ここには全く違った車文化がありました。

日本のドライバーはF1を目指したがりますが、こっちでしょう!

今日本では松山選手がゴルフ界を盛り上げて世界と戦い、錦織選手に国民が感情移入して、世界と戦う彼らを自分に重ね合わせて応援する。

僕、モータースポーツとしてこれに嫉妬してました。

モータースポーツに日の丸つけて戦うオリンピックもありませんし・・・

日の丸上げて、これでいきましょ!!

 

村田さん:

脇阪くん、ええこと言うな!

 

 

 

 

レースが終わってすぐのお忙しい時間にも関わらず、丁寧に正直にお話ししていただいたと思います。

 

只々感謝です。


村田さん、真っ直ぐな素晴らしい技術者です。

 

僕が書いている文章で、村田さんの思い、意見がそのまま日本のファンの皆さんに伝われば良いなと思い書いています。

 

僕はこのトヨタ、WEC挑戦に敬意を持ちたいと思います。

応援したいと思います。

 

そう思わせるトヨタの戦いがルマンにありました。

 

レースは結果です。

勝てば天国負ければ地獄。

でも、僕はいつかトヨタが立つであろうルマンの頂点!

それに向けて戦う彼らに注目し、そのプロセスを伝えていければと思っています。

 


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