新選組のドラマ、見たことある?

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見たわよ。記憶に新しいわよ。香取慎吾の近藤勇に 山本耕史の土方歳三。
普段なら そんな若い人達の小芝居 (失礼) は見る気がしないんだけど、三谷幸喜の脚本だから興味を持って見た。

私の新撰組に対する知識・認識は、浅田次郎の "壬生義士伝" と "輪違屋糸里" の世界観からの目線に尽きる。
それまでは時代モノに興味はなかったから、毎年12月になると放送されたり 論議されたりする "赤穂浪士" と一緒くたになっていたくらい疎かった。

浅田次郎の著書はかなり読み漁っていて、時代モノというより「浅田次郎が書いた本」という感覚で "壬生義士伝" を読み始めてハマった。次に "輪違屋糸里" にもハマった。
ところが「浅田次郎による究極の新撰組 
3部作」という触れ込みの第3作目 "一刀斎齋夢録" は、散々なことが我が身の上に起きていた頃とクロスしたので、読み損ねたまま今に至っている。

「最後の武士」・「幕末の英雄」と言うと、勝者である薩摩・長州藩士にスポットライトが当てられ英雄視され、それに敵対していた新選組は敗者とも言える。
それなのに、三谷幸喜は近藤勇も土方歳三もカッコいい若者に投影させたドラマに仕立てた。

そうそうたるキャストだった。もう1度見てみたい。

そうそう、蛇足ながら、私は浅田次郎氏と立ち話をしたことがある。
日本ペンクラブの講演 (鼎談形式) が秋田市で開催されて、旧知だった西木正明氏にご挨拶に行ったら浅田氏にご紹介下さった。
私ってば、日頃はミーハーではないのに、その
時は西木氏を放っちゃって、「中国史シリーズがまだ続くことが楽しみ」だとか「JAL 機内誌 WINDS に連載の "つばさつばさ" を初回から愛読しています」だのと話したっけ。