如月とりました                         24

 

如月(旧暦の2)となりました。24日は立春であり、冬から春になる日であります。しかし天気予報によると「今年はこれまで暖冬であったが、立春を過ぎてから寒くなる」とのことです。今後の寒さには気をつけて下さい。また24日はあまり知られていませんが、「世界対がんの日」です。世界対がんの日は200024日に国際対がん連合(UICC)が、パリ憲章に基づいて定めたものです。目的はがんに対するキャンペーンです。がんは早期発見・早期治療に尽きます。がん検診を受けるようにしましょう.

 

     一般社団法人 全国がん患者団体連合会のHPから引用

                                                          http://zenganren.jp/?p=1145

 

 

コロナウイルスによる新型肺炎の猛威が中国を中心に猛威を振るっています。その勢いは止まるところを知らない状況です。中国政府によると患者数は14380人、死亡者数は304(22日での時点)に上っています。新型肺炎に対する決め手がない現在、過労を避け十分な休養をとることが私たちに出来るベストのことかと思います。専門家の発する正しい情報に耳を傾け、冷静で的確な対応をしていく必要があります。そして1日も早い新型肺炎のパンデミック(世界的流行)の終焉を願っているところです。

新型肺炎という難しい問題を前にし、自殺というこれまた深刻な問題について考えてみました。厚生労働省は本年119日、警察庁の統計による2019年の自殺者数(速報値)が19950人であったと発表しました。前年の確定値より881人(約4.2%)減り、1978年に統計を開始し初めて2万人を下回りました。自殺者の減少は10年連続であります。また人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)も15.8人と過去最少でありました。しかし自殺者が減少傾向にあるといっても、まだ19950人もの人が自殺しているのです。これは大問題であります。自殺する人がいない世界を創るべきなのです。しかも人口10万人あたりの自殺者数は先進諸国では13.0人以下なのに対し、日本の15.8人はまだ高い水準なのです(7では最悪)。そう、日本の自殺者数まだ多いのです。単に初めて2万人を切ったと評価することは適切ではありません。2016年に自殺対策基本法が交付され、たしかに自殺者の減少は関係諸機関と関係者の努力の賜物ではあります。さらに引き続き更なる自殺者減少へ向けて全力を挙げるべきです。

さらに気になることがあります。それは10才代の自殺者は増加しているという事実です。図2に年齢別の自殺死亡率の推移を示しましたが、10才代以外の年代では自殺が減少しているのに対し、10才代の自殺だけは増加しているのです。なんと2019年度においては過去最悪の自殺率なのです。10才代の自殺の原因についてですが学校問題が最も多く、4割を超えています。このあとに健康問題、家庭問題が続いています。特に男子は誰にも相談することがなく自殺をしてしまう傾向があります。未来を担う10才代の人の悩みに大人たちは耳を傾けて対応していくことが大切です。

 コロナウイルスによる新型肺炎の情勢をしっかりと見極め、10才代の若者たちの思いを理解し自殺者を0にすることが大切だと思う今日この頃です。

 

1 年代ならびに月別自殺者数の推移(総数)

https://www.mhlw.go.jp/content/201812-sokuhou.pdf

 

 

2 年齢別の自殺死亡率の推移 厚生労働省による

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/H30/H30_jisatunojoukyou.pdf#search=%27%E5%B9%B4%E9%BD%A2%E5%88%A5+%E8%87%AA%E6%AE%BA%27