令和2年を迎えました。穏やかなお正月を過ごされ、また日常の生活に戻られたことでしょう。私は正月を日頃出来ない勉学に時間を当て、また街に出て世の中の動きに接しました。今年の正月は人出が少ないように感じました。昔の正月では街中にもっと大勢の人が溢れていたように思います。日本の人口が減っていると感じたのは、考え過ぎでしょうか。

 

 

 そこで先月、厚生労働省が発表した(2019)人口動態統計を分析検討してみました

(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei19/dl/2019houdou.pdf)。同統計によりますと2019年では出生数864000人 、死亡数1376000人でした。つまり昨年は512000人の人口自然減だったのです。出生数が90万人を下回ったのは初めてのことであります。さらに過去の人口動態をみますと図1に示すように平成17年から人口の自然減が続いているのです。10数年前から日本の人口は減少の一途なのです。私が正月の街で実感したことは、統計上の数字からも頷けられるところです。もっとも「日本の人口減少は当たり前のこと、今更何を言っているのか」と思われることでしょう。大事なことは人口減となっていく時代では、新たな発想が必要ということです。

では世界の人口動態はどうなっているのでしょう。調べたところウィキペディアに各国の人口増加率が掲載されていました。その一部を改変し、図2に示しました(詳細は

https://ja.wikipedia.org/wiki/国の人口増加率順リスト)。本図から分かるように人口増加率が高い第1位はバーレーンであり、日本は上から185番目で人口減少国なのであります。先進諸国では概ね人口増加がみられ、人口減少はないのです。日本は先進諸国では唯一、人口減少がある国なのです。やはり憂慮すべきことに日本人は減っているのです。民族・国家の進歩を考えた時、重要なこととして人間がいなければなりません。これは大変な現実であるといえるでしょう。

しかし日本の人口減少に対し、私自身は楽観的に考えています。その理由は団塊世代である私が子どもの頃、大人達に言われた体験に基づくものです。当時の大人達は「君たちの年代は人口が多く厳しい競争を生き抜かねばならない。進学、就職そして食糧難など全てにおいて大困難が待っている。覚悟をしておきなさい」等々と言っていました。これは今となると無意味な脅しであると思います。何故なら団塊の世代の人間は、したたかに努力して立派に生きたからです。人間は困難にぶつかっても解決能力を身に着けているものです。人口減少という大きな課題があっても、日本人は叡智をもって進んでいくと私は確信しています。

年初に当たり少し纏まりがありませんが、以上のように考えました。本年も本ブログを宜しくお願い致します。

 

 

1 人口動態総覧の年次推移 厚生労働省(2019)人口動態統計からの引用

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei19/dl/2019suikei.pdf

 

 

2 国の人口増加率順リスト ウィキペディアから引用させて

いただきました

https://ja.wikipedia.org/wiki/国の人口増加率順リスト