このブログを読んでる良い子の皆さんや紳士淑女の皆さんは戦車の数え方はもちろん解っているよね?
日本語の助数詞はバラエティに富んでおり、一説には約500種類もの数が存在するが、今日一般に使用されるものはそれよりずっと少なく、「個」、「匹」(動物)、「本」(細長いもの)、「枚」(平たいもの)等の多数の語に充てられる助数詞を使う事が多いそうだ。
これって外国語では珍しいらしいね。
りんごは「1個」、にんじんは「1本」とものを数えることを助数詞といいます。
英語やドイツ語にはないそうで、中国、韓国、タイ国にはあるそうです。
細くて長いものは「一本」ですが、蛇は「一本」ではありません。
蛇は動物なので「一匹」です。
中国では「川」も「蛇」も同じ「条」で数えるそうです。
生き物でも種類によって数え方は違います。
うさぎは一匹じゃなく「一羽」ですね。
動物も大きさで、馬とか像とか牛とかは「一頭」ですし、猫や鼠は一匹ですね。
しかし・・・、軍隊的に馬は騎兵の「一騎」と数える。
艦船もそうですね。
「船」には、様々な数え方があります。
隻 (せき) 、 艘 (そう) 、 艇 (てい) 、 艦 (かん) 、 杯 (はい) 、 盃 (はい) 、 船 (せん) 、 葉 (よう) 、 本 (ほん) 、 枚 (まい) 、 台 (だい) 、 床 (とこ・しょう) 、 帆 (はん・ほ)
隻は大型船でタンカー、大型汽船、貨物船、艦船など。
艘は中型・小型船ではしけ、帆掛け舟、和船、ボートなど。
艇は小型船で競漕用ボート、ヨット、艦艇など。
艦は艦船で 軍艦、駆逐艦、航空母艦、護衛艦、巡洋艦など、「艦」が付く船で「一艦」「二艦」などと数えることがある。
それでは問題です。
戦車と間違えられる特科の火砲である「自走砲」の数え方はなんでしょうか?
砲塔があって履帯があるので戦車と間違えられますが数え方は戦車とも違うのです。
答えは「門」です。
大砲の数え方は「門」なので例え自走砲でも数え方は「1門」と数えます。
戦車兵のブログは勉強になるね(°∀°)b
では、戦車の数え方は?
戦車にも「大砲」があるから「門だろう?」いいえ、戦車砲と呼ばれる「砲」があっても戦車砲の数では戦車は数えません。
「一台」?ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーです。
不正解です、間違いです。
「一輌」が正解です。
戦車を知らない人や戦車を数えることを知らない人が書いたものには「一台(いっぽん)」とか「一両」と書いてあるものもありますが文献が必ずしも正解とは限りませんね。
まぁ世の中には現場で使っている単位や助数詞とは違うことがままあるので、うさぎを一匹とか一頭とか言っても「一羽」なんて言ってる方が間違いって言われることもあるからね。
戦車を数える機会がないからどうでもいい人には一台でも一両でも関係ないからね。
もちろんこのブログの愛読者の皆さんは知っていましたよね。