“直す”より“治す”

 

自然治癒力を最大限に活用させる
 

削らない歯医者 年名 淳

 

のブログ(Vol.2,450)へようこそ!

 


 
毎年1学期の恒例行事に
 
「歯科検診」があります。
 
 
 
今月は「歯とお口の健康週間」もありました。
 
 
今日は学校歯科医として
 
担当の小学校へ出向きました。
 
 
 
「走っちゃだめ!」と書いてるのかと思いきや
 
「しゃべらないで」と...



コロナのせいですね...
 
 
 
1年生 & 3年生 & 5年生を受け持ちました。
 
混合歯列期と言って
 
子どもの歯と大人の歯が混じっている児童なので
 
結構たいへんなんですよ(汗)
 
 
 
 
体格に個人差があるように
 
歯も人によって大きさが違います。
 
「大きな乳臼歯」と「小さな永久歯」だと
 
一瞬分からなくなることも...
 
 
 
 
ムシ歯は年々減っている印象で

それはとても良いことです。
 
 
 
私たち学校歯科医が治療勧告するのは
 
「明らかに治療が必要な歯」だけです。
 
 
 
その解釈では少ないですけど
 
このままだと数年でムシ歯になっちゃう!?

“予備軍”の歯をお持ちのお子さんが
 
結構多い印象でした。
 
 
 
歯垢(プラーク)が沈着している児童が
 
高学年ほど増えていました。


 
低学年のうちは
 
親御さんによる“仕上げみがき”ができてる。
 
 
 
成長とともにできなくなる!?のですかね...
 
 
 
生えたばかりの歯は
 
弱々しい“赤ちゃん”みたいなものです。
 
 
 
12歳臼歯と呼ばれる第2大臼歯が
 
生えてから十分に歯質が硬くなるまで
 
3年程度はていねいにお掃除してほしいです。



理想的には
 
中学卒業頃まで“仕上げ磨き”オススメです。