がんと闘う(26)

生きている。

横浜市瀬谷区のお客様(A氏)から買い換える旨ご連絡を頂いた。A氏のお宅にはこれまで3度お伺いしている。最初にお伺いしたとき(1999年)「ガンで闘病中」というお話をうかがった。
かなり苦しそうに家の中を歩かれておられたので、内心ご心配申し上げたことを記憶している。ご家族の状況など立ち入ったお話はお聞きしなかったがお一人でお暮らしのご様子で闘病生活も大変であることが推察された。

その後2度ほどカートリッジの交換にお伺いし、そのたびにガンの状況はどうなのか気になったものです。
昨年秋に「還元水買い替えキャンペーン」のお知らせを差し上げました。最初にお伺いしてから9年が経っています。果たしてご存命であられるであろうかと・・・・。
そして今年に入って「カートリッジ交換」のお知らせを差し上げましたところ「買い替え」のご連絡を頂いたのです。(ご健在!)

1月某日、相模鉄道「希望が丘」下車。お宅へお伺いすると、血色の良いA氏が元気に迎えてくださいました。お友達が見えていて、これから囲碁をされるのだといいます。名(迷)人戦の対局をよそに私は取り付けに困窮してしまいました。機械本体の置場所を棚の上と指定され、水の取り出し口が流しとはかけ離れた場所になってしまい、これでは使用不可能。2way方式のでなければ無理。しかしA氏はどうしても希望される。「何とかしろ」といわれても・・・・。そのとき「!」と閃いた。結果1WAYのを2way方式にしてしまった。 分岐水栓と一本たりないホースは応急処置として古いものを使って・・・。
翌日、応急処理したものを新品に交換しに再び訪問。初めてA氏とゆっくりお話をさせていただきました。
A氏は現在64歳。三菱○○に勤めておられたという。47歳のとき大腸がんになって4度手術。がんと闘って17年。
三菱樹脂の総務の方に勧められて平成6年に「還元水を購入」された。
A氏はご自身の体験から「がんの場合大切なのは医者の技術だということをよく知った」そうです。
最初の病院で手術を3度繰り返し、4度目の入院で大腿骨までがんに侵されて手術が出来ない状態だったそうです。それも医者に聞いたら初めて答えてくれたそうです。
「では、先生。このまま入院していても治癒しないということですか?」
「そうです」
「治療法はないということですか?」
「そうです」
では、何のために入院させておくんだ、馬鹿にするな、と退院したそうです。入院中に知り合った方が「何か相談があったら連絡を」と言ってくださっていたことを思い出して連絡すると国立がんセンターの先生をご紹介くださったとのこと。
開口一番「最初にここにきていれば、簡単に済んでしまっていたのに」という先生の言葉。
何のことはない。前の病院は医療技術が下手で手術ミスを繰り返しておおごとにしてしまったというお粗末。
そういえば、以前も同じような体験をご紹介した。

ラッキーだったのは、この難しい手術が出来る名医に出会ったこと。結果、手術ができて今日がある。
そして、しみじみと「水の舞は本物だ」と仰いました。12年間還元水を飲み続けてきた体験からの言葉には説得力があります。最後の手術で骨のガンまで取ったので、歩くのは家の中だけで、外出は無理だそうです。身体障害者なのでヘルパーが身の回りのことをしてくれるのと、お友達が遊びにくるのが楽しみだとか。
以前お会いした時より血色もよく意気軒昂なので、還元水をしっかり飲み続けてガンの転移を予防できれば80歳以上長生きできそうな予感がします。体が弱かったお袋の例をみているから言えるのですが・・・。

14年間,A氏宅で活躍したのは還元水。今、歴戦の役目を終えて、私の元に帰投いたしました。「ご苦労様でした」と心の中でねぎらいの言葉をかけました。
三菱樹脂のOBで私の経理部時代の先輩B氏(70歳)から今年も年賀状をいただいた。B氏もがんになって還元水を購入された。平成6年10月のことである。

当時、三菱樹脂の社員を集めて説明会を行った。そのときのメンバーにB氏(当時56歳)がいた。理論肌で口やかましい方でしたので、説明会が終わった後「イチャモンつけられるなあ」と嫌な予感がいたしました。案の定説明会が終わると、すぐさまB氏が私のところへやってきました。(やばい!)
「友人提橋クン。俺、買うよ!」(えっ!)
「誰にも言うなよ。実は俺、がんなんだ」
B氏は胃がんで東大病院で手術の予定で待機中なのだそうです。がんを宣告されて本人は絶望感を抱き、家族も暗くなるし、やりきれないと心情を話してくれました。
その年の暮れ。仕事納めの日です。地下の喫茶店にB氏ご夫妻がおられるではありませんか。
「どうしたんですか?」と尋ねると病院の帰りだそうで「入院(手術)が延びた」と仰る。「水をしっかり飲んでくださいね」というと「2リットルはなかなか飲めない」という答えが返ってきました。健康な方で2リットルですから,それ以上飲まないといけないのだけれど・・。

翌年2月。残業をしていてふとB氏のことを思い出した。電話をすると、なんと電話口にB氏が出た。「どうしたのですか!」。てっきり入院していると思っていた私は驚いて思わず口走りました。
B氏は入院(手術)が延びたと仰る。そして「提橋君。ようやく2リットル飲めるようになったよ。夢にまで還元水が出てくるよ」と2リットル飲む苦痛を話されました。そして還元水のほかにお茶を食べているといいます。当時は理解できませんでしたが、お茶はカテキンの効果があるそうですね。
そして4月。B氏が私の職場に現れるなり大声で「提橋君。がんが消えちゃったよ。主治医やインターンまで総動員で調べてもがんが無いんだよ。病院中大騒ぎさ。ガッハッハッハ!」。

B氏は、大学の恩師の家に「還元水」をご紹介くださいました。恩師はがんの治療を終えて自宅に戻られておられるそうです。ご本人はがんであることを知らないそうですから「絶対に言うなよ」と釘をさされました。したがってB氏立会いの下に行った設置後の説明も一般的なことのみ話をさせていただきました。
カートリッジ交換のお知らせをいたしましたところ、その恩師のお名前でカートリッジのご注文のハガキが届きました。
B氏が今年70歳ですから恩師の方はもう90歳に近いお歳だと思われます。お二人とも10年以上がんの再発がないわけです。

1年前に肺がんのお友達に還元水をご紹介くださったお客様から、又お客様のご紹介をいただきました。お友達のご様子をうかがうと「彼は社会復帰しました。還元水を沢山飲むようにアドバイスしている」とのこと。
還元水をご利用されたお客様はご自身の体験を通じて、大切な方へ還元水をご紹介くださいます。世の中ナンだガンだとケチつけて批判するむきもありますが、結果が出るということは原因なくして結果は無いわけですから、結果を出した原因があるわけです。
因果の法則の考えで、人間には考える能力があるわけですから、なぜそうなるのだろうとシロウトでも考えます。まして科学者であれば当然、人類のために頭を使うでしょう。
真摯に還元水の研究をされる九州大学大学院の白畑實隆教授をおちょくったり、エセ科学だサギシだとけなして悦にいってる教授や、やれ科学者だなどと名乗っている人たちこそ、本分を尽くすことに努力すべきでしょう。
水は変わるのです。