また凄い映画を。


ドリーマーズ。いま気づいたがタイトルがもう全てを語ってる気がするではないか

その名のとおり夢のようなストーリーだった。
観てる自分がもう夢を見ている気分になったくらいだ

主な登場人物は3人
この3人、いわゆる映画オタクである。そう、オタクだ。確実に。

しかし想像するオタクではない。超絶美男美女オタクだ

このエヴァグリーンとルイガレル扮する二人、双子だ。家は大金持ちで家はまるで宮殿である
そして彼らはド変態だ。

夜は姉弟のくせに裸で一緒に寝る
罰ゲームと称し弟にオ○ニーさせる、、、

しかし弟もオカズを伝説の女優マレーネ・ディートリヒ様にするというお洒落さ←
ディートリヒを知らなくてもこの写真を見たことある人はいるんじゃないでしょうか

変態である。かなりの

そんな異常な美形双子と偶然仲良くなったのがこれまた美形アメリカ男児のマイケルピット君

この子はいたって普通の子、イケた映画オタクなだけだ。 そして若者みんながそうであるように友達が欲しい、可愛い異性と仲良くなりたいのである。

そんな彼が仲良くなったのがよりによってこの変態双子。 

エヴァに話しかけられてすっかり虜になり(こんな美人に気軽に話しかけられるとそら虜にもなる)、

3人は映画の話で意気投合してあれよあれよと数週間親が留守の双子の豪邸で同棲することに。
このふたり、キャスティングが素晴らしい。アメリカ的美男子のステレオタイプとフレンチ的美男子のステレオタイプを見事に表しているではないか!



最初は楽しくしかたなかったマイケル君
ルーヴル美術館を走り抜けたり青春してる!のだが、

だんだんと双子がヤバイと気づき始める。

裸でいる双子を見たりオ○ニーを強制させられてる所に居合わせたり

ヤバイとは思っているのだが双子はいかにも普通にやっている。 異常。これは怖いわ


そんな中、ついに双子はある提案をする。

エヴァちゃんとセ○クスをしてよと弟が言うのである。

エヴァちゃんに好意を持ってるマイケル君、もちろん激しく拒否するのだがエヴァちゃんもまさかのヤる気で

ついには事に至ってしまう。

それを弟くんは目玉焼きを作りながら真顔で見物するという狂気。

しかもエヴァちゃん、実は処女だったという衝撃事実発覚。 もういろいろ異常

彼ら曰く一線は超えないようにしていたとのこと。 もはや線など消えているように思えます。。

それをみて喜んだ?マイケル君、エヴァちゃんに告白してエヴァちゃんもオッケーし付きあい始める。


それからはマイケル君とエヴァちゃん、ヤりまくり。
これらのシーンが妙に生臭い、リアル感がある

ひたすらヤりまくる大学生カップルのリアルな感じがある。

だからなおさら他の非リアルなシーンがやけにリアルに思えてきて異常に見えるのだ。
3人で一緒に風呂に入ったり
姉と姉の彼氏と弟とゆう構図


とにかくイチャイチャしまくりな3人

しかしだんだんと3人の性格の違いも明るみに出てきてケンカも多くなってくる。

この最初は何も知らずに仲良くなったがだんだん価値観の違いが見えてきてギクシャクなるところもやけにリアルで青臭い。


とくにマイケル君、双子とは当たり前だが価値観が違いすぎるためよくキレる。
エヴァと付き合ってるからには2人だけでデートもしたいがエヴァは弟がいないとどうも安心しないのだ。そらキレたくもなる

そしてまた仲直りして、を繰り返す



そんな中、5月革命真っ只中のパリはデモが激しくなり、、、



ついには決定的な価値観の違いが双子とマイケルを突き放すことになる。

ラストシーンはあまりにも急で、あっけない。

これも10代の急に崩れる友情や恋のリアル感が妙に濃い。

ほんの少しの踏み出した一歩が全てを崩すのだ。。。

結末の詳細は敢えて触れないでおこうと思う。
(双子は共産主義で毛沢東のポスターを貼っている)



信じられない美貌の登場人物と美しい舞台とゆう映画的設定とときたま痛烈に感じるリアル感。

この2つの相反する雰囲気がこの映画を異常で華やかで生臭いものにしている。

観終わってすぐはあまり面白いと感じなかったのだが、1ヶ月以上経ってもやけに心に残るあたりこれはなかなかの映画なんだな思う。

若者にこそ見てほしいかもしれない。




それにしてもエヴァグリーンのスタイルは美しすぎた。

ミロのヴィーナスにこれほど近づける女性はいない







ドリーマーズ (イギリス・フランス・イタリア)






官能的な映画といえばフィフティシェイズシリーズや
奇作LOVE なども見たが
ある意味このドリーマーズがいちばん異常に感じたかもしれない