これが噂のポムロール★ | 大阪・堺のお酒専門店リカーショップサカエスタッフ日記

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大阪府堺市の鳳にある小さなお酒の専門店リカーショップサカエのブログです。
このブログを通じて、当店の日常、熱い想いを少しでも感じて頂ければ幸いです。

今日の雨は凄かったですね台風

おかげで、倉庫仕事でかなり「水が滴り」ましたワタクシメでございます得意げ






さてっ!

5/12~5/22まで、フランスへワイナリー訪問に行ってきました飛行機ワインチーズナイフとフォークキラキラ



少しずつですが、現地の様子をアップしていきたいと思っておりますので、

どうぞ宜しくお願い致しますひらめき電球





初めてのボルドーの夜の街を満喫 (←ボルドーでも自然派ワインが飲まれていました♪)し、

ぐっすり眠って、

5/17、朝9時にこれまた有名ワイン産地「ポムロール」に向けて出発しました車

ボルドー五大銘醸地区の中で最も小規模なポムロール地区。

ポムロール地区は土壌と品種の組み合わせにより、まろやかさとコク、

そして豊潤なアルコール分を持った個性的な赤ワインが造られる産地とされ、

世界中にファンを持ちますワインキラキラ




比較的近く、9:45には到着ビックリマーク



「シャトー・ラフルール・デュ・ロワ」虹






このシャトーの葡萄園は、代々デュボスト家によって運営されてきましたが、

シャトー名を名乗って醸造元元詰めを始めたのは1958年、

現在の所有者イヴォン・デュボスト氏の代からです。


デュボスト氏は、1995年まで永年に渡りポムロール市長を務めたほどの人物で、

地元での信頼も大変厚い方です。

それは、ポムロール・ワインの発展のために多大な情熱を注いだ人物だから。



一時は苗木の研究と栽培も自分で行ない、

あの“シャトー・ペトリュス”からも苗木を買いに来たのです。

今でも、“ペトリュス”で苗木の栽培上の問題が生じると、デュボスト氏にアドバイスを求めに来るそうです。


本当にすぐ近くに「シュヴァル・ブラン」や「ル・パン」、「ペトリュス」があるそうです叫び



気さくで人情味あふれるデュボスト氏には、世界中に多くのファンがいます。

特にベルギーには熱狂的なファンが多いそう。



現在、長男のロランさんがほぼ完璧に栽培、醸造技術を継承し、運営を任されている。

彼もまた父親に負けず、品質向上への努力を惜しみません。

数種類の葡萄の苗木を実験的に栽培し、より品質の高い葡萄を収穫する為の研究を続けています。






そのロランさんが温かく迎えて下さいましたキラキラ

1986年からお父さんと一緒に働き始めたそうです。






挨拶を済ませ、すぐに畑へぶどう

朝から非常に良い天気でしたが、

さらに日差しが強くなってきました晴れ



ポムロールと言えば、「メルロ」品種ですねっグッド!


現在、85%をメルロ、10%をカベルネ・フラン、5%をカベルネ・ソーヴィニヨンで植えているそうですモグラ




畑には「白い石」がいっぱいひらめき電球





この白い石がワインに透明感を与えてくれるのだそうです。



そして、土壌は小石混じりの砂質

…ということは、水はけが良くなり、出来るワインもサラッとしたものになるそうですメモ


ちなみに、「粘土質」が多いと、力強いワインになるそうですグー







そして、その砂質土壌の下には、

ポムロール地区特有の「鉄分を多く含んだ地層・土壌」があるのだそうです!!


その鉄分が多いコトから、昔からポムロールのワインは貧血に良い・心臓が弱い人が飲むと良いと言われているそうです目







この「シャトー・ラフルール・デュ・ロワ」では、

昔から除草剤を一切撒いていないそうですてんとうむし




その結果、土壌が生きており、歩いてみると、

ビックリするくらいに畑がフカフカとしていましたハチ





行ってみて感じたのは、ポムロールはほとんどが平地だったということです。

やっぱり、行ってみないとわかりませんねぇ。。。




その後は、

まるで教会のような樽熟成庫に案内していただきました宝石赤







400個の樽が並んでいました目



現在、5社の樽メーカーを使っているそう。

樽と自分の土壌との相性を徹底的に追及しています。

なので、常に違う樽屋さんのものも試験熟成しています。

その土壌に合う樽を探すのは本当に大変だと仰っていました耳



ちなみに、樽のローストは「ミディアム」だそうですべーっだ!




そして、

醸造設備や方法を。

ロランさんの性格を表したようなピッカピカの醸造所






良く耳にする「ルモンタージュ」はボルドーの伝統的手法だそうですアップ




ここでは、マセラシオンを1か月も行うそうですえっ

ブドウの品質が良くないとここまで長くは出来ないそう。

普通は「エグミ」が出てしまうのだそう。



昔からずっとスッと飲めるワインを造っていると仰っていました音譜

昔の「濃縮時代」の時も流されることなくずっと流れ星



その他、色々と貴重なお話を聞かせて頂き、

非常に綺麗なテイスティングルームへワイン

(収穫時期に食堂になる部屋だそうです。)





ワイン1本ずつに、非常に細かいテクニカルデータを用意して下さっていましたニコニコ



ヴィンテージの違いなどを事細かく教えて下さいました。


2011年からまだ樽に入っている2014年までを飲み比べラブラブ



2011年…中の上の太陽の年。

2012年…太陽があった年。

2013年…太陽が少なく、難しい年。収穫量も少ない。

2014年…非常に太陽の強い年。しかし、アルコール度数というよりは、果実のポリフェノールが凝縮。


年の違いをものすごく分かりやすく体感させて下さいましたビックリマーク







しかも、高級ワインをこれでもかというほどに堪能ドキドキ


当店のワインセラー用に、しっかり発注致しておりますよっべーっだ!

記念日やプレゼント用に是非にっグッド!


★「デキャンタ・コンクール」で、三ツ星評価を獲得
★「パリ国際農業コンクール」や「アキテーヌ・コンクール」で、何度も金賞を受賞
★「ギィド・アシェット」でも星付きの高評価を獲得


ですよ~~にひひ音譜








11:40、次のシャトーへ向け、出発ですっDASH!DASH!






次回へ続く・・・チョキ





今日も大切な時間を使い、当店のブログをお読みいただき有難うございます!






Merci  (o^-')b







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