お久しぶりです！

今日で、腎臓がんの手術から6年。

2016年の11月1日、右腎臓と副腎を切除しました。

直近では

5月に術後5年半で検査を受けています。

単純CT 胸部から腹部

結果は、いつも通りの説明スピードで、変わらない診察室での空気感に、『今回も大丈夫そうかな』と気を抜いた時に画面が止まり「これは、左の腎臓なのですが、、」と画面に拡大すると「ここに、小さなモノが写ってます」「小さくて、CTではこれが何なのかわからないので、今からエコーで確認させてください」と。

腎臓に、プチっと小さな丸っこいモノが付いてる感じです。

エコー室での待ち時間といってもすぐだったのですが、緊張しました。エコーでの診断は、「嚢胞でしょう」とのことで胸を撫で下ろすことができました。

今年の1月に受けた人間ドッグのエコーでは指摘はなく、出来たてと表現したら変かもしれませんが、サイズは3ミリです。

他に気になってたことは、1月に受けた人間ドッグで肺の結節の指摘でした。肋骨3本目辺りに丸い形の影がひとつ。そのことも主治医に伝え、改めて画像を再確認してただきましたら大丈夫とのこと。

こちらも安堵しました。

次回のCTは、たぶん来年の5月になると思います。その前に、今月は血液検査と尿検査の診察があります。

先月は、膵臓がんで父を見送って1年に。

父を思い出すと、子どもの頃も思い出したりします。

ここからは、思い出話になりますが

幼稚園に入る年から、祖父母とも同居でした。

「とも？」その答えは

少し変わった環境で、下宿人さんとも同居です。下宿人さんは、教師をされてる方が多かったかな。たまに、生徒さんが訪ねてくることも。昔から下宿をしてたのではなく、元々は祖父のお弟子さんが、住み込みで働いて学んでたみたいです。高齢になり、弟子を育てることをやめて少しの間下宿を始めたと聴いています。

2世帯住宅風な感じで、トイレと洗面所は共有。小学生だったから耐えれたけど、思春期になると嫌かも

トイレを祖母は「ご不浄」とよんでました。部屋から離れた位置にあり、屋根伝いにはありますが、下足に履き替えて移動して行かねばならない。夜に行くご不浄が子どもには怖くて、寝てる祖母を起こしついて来てもらったり洗面台は4個連なって、朝、下宿人さんと並んで歯磨きをするなんてことも日常でした。

お風呂は、家族用を増築して2ヶ所に。下宿人さん用のお風呂は、なんと五右衛門風呂当時、友達に五右衛門風呂の話をしても誰も知りません珍しいですよねー。最初に入る人は、釜に底板を沈ませます。燃料はオガライト。焚べる係を買ってでて、パチパチと燃える火を眺めるのが好きでした。ちなみに家族用のお風呂は、ステンレス槽のガス風呂で一般的です。

キッチンは別々。電話が、これまたレトロな黒電話気兼ねなく使えるよう、室内なのに電話ボックス風に設置してありました。

懐かしいなー。

下宿人さんとのご縁は、後に驚く縁で繋がったりとありました長くなるので割愛します。

母は、同居が嫌だったみたいだけど（父は定年まで単身赴任で、今となると母の気持ちもわかります）、私は祖父母と暮らせてとても楽しかったです

中学生になる年に、なんと家屋を半分に減築。半分を崩して更地にし、そこに両親が小さなコンクリート住宅を建てて、同居生活も終わりました。五右衛門風呂やご不浄（トイレ）は残念ながら今は残ってません。五右衛門風呂にオガライトを焚べる時、点数の悪いテストもついでに放り込んで証拠隠滅してたと、今思い出しました

記憶から薄れゆく光景もあります。

父と、もっともっと話したかったなぁ。

今月後半、頭の付け根の黒子を切除する予定です。

どんどん大きくなり、夏くらいから、つっぱり感や弱い痛みが続いていて皮膚科に行きました。大丈夫そうな黒子ですが、切除後の病理結果は来月に。

お見苦しい写真を添付します。

思い出話にお付き合いいただき

ありがとうございます

腎臓がん術後6年