3冠女王リバティアイランドは10・27天皇賞・秋で復帰を目指す

 

リバティアイランド(2024年2月29日撮影)
リバティアイランド(2024年2月29日撮影)

 

 ドバイシーマクラシック3着の3冠牝馬リバティアイランド(牝4、中内田)は10月27日東京の天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)を目標にする。
 

所有するサンデーレーシングが9日、公式サイトで発表した。
 

前走後は帰国検疫を経て栗東近郊のノーザンファームしがらきで調整されている。

 

5月に右前脚の種子骨靱帯(じんたい)に炎症が認められたが、立て直して順調に乗り込まれている。

 

2024年8月9日14時43分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 スター街道を張りり続けて来た馬が、1度の躓きで地の底まで落ちて行くシーンは何度も、何頭も見て来たが、元々繊細でガラスの様な痛々しい光を放つ馬だけにこの一頓挫はある程度は予知していた

 

デビュー当時、その事はこのブログでも何度か指摘して来たが、居酒屋での酒の魚にも成らない無敗3冠牝馬リバティアイランドの不安説も、こんな形で表面化は望んでいなかった

 

牡馬と違い牝馬だけに益々体調管理に気をつけて行かなければ成らない訳で、第二の人生の重要性は人一倍知り尽くしている中内田調教師なだけに、これ以上傷を付けづに生まれ故郷に返す事も考えている筈だ

 

無敗3冠牝馬の勲章の次の目標は1頭でも多くの種牡馬を輩出する事に期待が懸けられる数少ない牝馬で、その可能性を高めるには1年たりとも無駄に出来ないのが繁殖牝馬の定めでもある

 

兎も角パートナーの賞味期限も有るのも繁殖牝馬の辛い所で、そのパートナー次第で只のGⅠ馬の母で終わるか、種牡馬の母として名を残すか、名基礎牝馬と歴史に名を残すかの分かれ道でもある

 

個人的な意見・予感だが、年内いっぱいで引退の可能性は高いと診てはいるが…ポーン