エリザベス女王杯の前哨戦、東京芝1800mの府中牝馬ステークス。今年は、昨年の勝ち馬イズジョーノキセキ、同3着馬アンドヴァラナウトをはじめ13頭が出走してきました。G2戦ながら波乱も少なくないレースですが、今年はどうでしょう。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-2-7、4-9-2、7-6-8、4-5-8、12-1-3番人気の馬で決着しています。ここ5年の3着以上馬15頭のうち半数に近い7頭は6番人気~12番人気の伏兵馬です。15頭立てのレースとなった昨年も、勝ったのは12番人気(単勝34.8倍)の伏兵イズジョーノキセキ、2着に圧倒的な1番人気(単勝1.9倍)に指示されたGIホース・ソダシ、3着に3番人気(単勝8.3倍)のアンドヴァラナウトという結果で、三連単は9万円超の好配当でした。今年の上位人気は、近走好調のルージュスティリア、ディヴィーナ、プレサージュリフトあたりでしょうか。上位人気は割れ加減です。

このレース、ここ5年の3着以上馬15頭のうち14頭は重賞レースで馬券対象に好走した実績このある馬でした。例外1頭は昨年の勝ち馬イズジョーノキセキで同馬はリステッドの忘れな草賞2着、GIエリザベス女王杯5着の実績。その昨年も2着馬ソダシ、3着馬アンドヴァラナウトはともに重賞レースで馬券対象に好走した実績がありました。ただし、今年の出走メンバー13頭のうちファユエンを除く12頭までが重賞レースで馬券対象に好走した実績があります。絞れません。

また、この5年の連対馬10頭はいずれも同年の6月から9月の夏シーズンにレースを走っていた馬でした。間隔が空きすぎている馬はデータ的には厳しいようです。昨年の勝ち馬イズジョーノキセキは前走6月の3勝クラス・垂水ステークス3番人気1着、2着馬ソダシは前走8月のG2札幌記念1番人気5着でした。ただし、今年のメンバー13頭のうち9頭までが今年の6月~9月のレースを走っています。絞れません。

さらに、このレースでは前走か前々走でG3クイーンステークスを走っていた馬の好走が目立っています。一昨年、昨年と該当馬は2年続けて3着馬と小差の4着惜敗でしたが、 相性は良さそうです。今年のメンバー13頭のうち前走か前々走でクイーンステークスを走っていたのは、コスタボニータ、イズジョーノキセキの2頭です。

加えて、これはたまたまかもしれませんが、この5年の勝ち馬はいずれも4枠の馬でした。昨年も4枠6番のイズジョーノキセキが優勝しました。今年、4枠に入ったのはストーリア、ルージュエヴァイユの2頭です。

 

馬券は、なかなか勝ち切れませんが、GIヴィクトリアマイル惜敗以降好調が続く07ディヴィーナが中心。相手は、近走好調の06プレサージュリフト、芝1800mは得意の04ストーリア、東京HRの2頭03ルージュスティリア、05ルージュエヴァイユの4頭。昨年の勝ち馬12イズジョーノキセキと3着馬09アンドヴァラナウトは押さえます。

 

 

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