東京芝1600m で行われる2歳馬限定の重賞、サウジアラビアロイヤルカップ。昨年の勝ち馬はドルチェモアで、次走でGI朝日杯を制覇しています。ここ5年は9頭前後のレースとなっており、今年も期待の大きい2歳馬9頭が出走してきました。朝日杯をはじめ来春の3歳GI戦線を展望する上でも見逃せない一戦です。

 

このレース、ここ5年の1着~3着は、1-7-4、1-2-3、3-1-9、1-2-3、2-7-3番人気の馬で決着しています。ここ5年の勝ち馬は1~3番人気の馬、3着以上馬15頭のうち12頭までが1番人気~4番人気の馬です。上位人気馬が堅実に走っている印象です。9頭立てのレースとなった昨年は、1着に2番人気(単勝6.8倍)のドルチェモア、2着に7番人気(単勝40.4倍)の伏兵グラニット、3着に3番人気(単勝8.8倍)のシルヴァーデュークという結果で、三連単13万円弱、少頭数のレースとしては好配当となりました。今年の上位人気は、今回と同じ舞台、東京芝マイルの新馬戦を勝ち上がってきたシュトラウス、ボンドガール、ゴンバデカーブースあたりになりそうです。

このレースでは東京芝か新潟芝の1400m以上の距離のレースで連対実績のある馬が毎年のように好走しています。昨年も該当した3頭のうちの1頭、前走新潟芝1800mの未勝利戦1番人気1着から臨んだシルヴァーデュークが3着に好走しました。今年の出走メンバー9頭のうちでこれに該当する馬は、シュトラウス、ゴンバデカーブース、ボンドガール、ウインアクトゥール、マイネルブリックスの5頭です。

また、この5年の連対馬10頭のうち9頭までが前走1着馬でした。例外1頭は昨年の2着馬グラニット(前走G3新潟2歳ステークス6番人気6着)。その昨年も勝ったのは前走札幌芝の新馬戦1番人気1着のドルチェモアでした。ただし、今年のメンバー9頭のうち実に7頭までが前走1着馬です。絞れません。

さらに、この5年の連対馬10頭のうち8頭は前走の上がり3ハロンのタイムがメンバー中で1、2位を記録していました。例外2頭は2020年の勝ち馬ステラヴェローチェ、昨年の2着馬グラニット。その昨年も勝ったのは前走の新馬戦の上がり3ハロンタイムが2位だったドルチェモアでした。直線の長い東京芝コースで末脚の確かな馬が好走している印象です。今年のメンバー9頭の中で前走の上がり3ハロンタイムが1位だったのは、シュトラウス、ボンドガール、マイネルブリックスの3頭、同じく上がり3ハロンタイムが2位だったのは、マリンバンカー1頭です。

 

馬券は、人気でも前走の新馬戦圧勝からここに臨む01シュトラウスが中心。相手は、末脚の切れる03ボンドガール、今回と同じ舞台の東京芝1600mを快勝してここに臨む02ゴンバデカーブース、先行力のある07レーヴジーニアルの3頭。

 

 

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