この時期の名物ダート重賞、プロキオンステークス。本来は中京ダート1400mで行われるレースですが、この3年は阪神ダート1400m、小倉ダート1700m、昨年も小倉ダート1700mで行われました。今年、4年振りに本来の中京ダート1400mに戻っての開催となります。データは参考程度に。今年はダートのスピードレースが得意な16頭が出走してきました。熱戦が期待されます。

 

このレース、例年の中京ダート1400mで行われた2年と、阪神ダート1400mで行われた1年、小倉ダート1700mで行われた2年のあわせて5年の1着~3着は、5-1-2、2-3-4、5-8-9、9-14-12、4-14-12番人気の馬で決着しています。中京ダートで行われた2年は比較的堅い決着となっていたのですが、舞台を阪神ダート1400m、小倉ダート1700mに移して開催されたここ3年は、波乱の傾向が強まった印象です。小倉ダート1700mで行われた昨年は、1着に4番人気(単勝7.0倍)のゲンパチルシファー、2着に14番人気(単勝92.7倍)のヒストリーメイカー、3着に12番人気(単勝45.7倍)のサクラアリュールという決着で、3連複は15万円弱、3連単は80万円弱の好配当の結果となりました。本来の中京ダートに戻った今年も波乱は続くのでしょうか。今年は、海外帰りのリメイクが抜けた人気、これに続くのは近走好調のタガノビューティー、ドンフランキー、シャマルあたりでしょうか。

この5年、前走のダート戦で優勝している馬か、2着以下に負けても勝ち馬から0.2秒以内に好走していた馬が少なくても1頭馬券対象を確保していました。波乱となった昨年も該当馬4頭のうちの2頭、前走オープン特別のスレイプニルステークス3着(勝ち馬から0.2秒差)から臨んだゲンパチルシファーが1着、同じくスレイプニルステークス2着(勝ち馬から0.2秒差)から臨んだサクラアリュールが3着に好走しました。今年の出走メンバー16頭のうち前走ダートのレースで優勝しているのは、エルバリオ、イフティファール、ドンフランキー、メイショウダジン、オメガレインボーの5頭、前走負けても勝ち馬から0.2秒以内に好走していたのは、ジレトール、タガノビューティーの2頭、あわせて7頭です。

 

馬券は、人気でもダート1400m戦は7戦4勝2着1回3着1回の10リメイクに期待します。強敵は、中京ダートは4戦して3勝2着1回の04ジレトール。以下、前走かしわ記念惜敗の13タガノビューティー、末脚の利く03シャマル、スピードのある07ドンフランキーの3頭。中京ダート1400m戦は堅実に走っている05エルバリオ、末脚が鋭い06イフティファールを少し。

 

 

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