明け3歳馬による伝統の重賞、シンザン記念。今年も一昨年、昨年に引き続き例年の京都芝1600mから中京芝1600mに舞台を移しての開催となります。昨年の勝ち馬はマテンロウオリオン。春にはNHKマイル2着に好走しました。今年も期待の大きい3歳馬7頭が出走してきました。例年の半数ほどの少頭数ですが、このメンバーの中にも後のGIホースが潜んでいるかもしれません。注目の一戦です。
このレース、京都芝で行われた3回と一昨年、昨年と中京芝で行われた2回をあわせた過去5年の1着～3着は、1-7-4、4-10-2、2-5-9、4-8-2、4-2-3番人気の馬で決着しています。この5年の勝ち馬は1～4番人気の馬、1番人気馬か2番人気馬のどちらかは毎年馬券対象を確保しています。昨年も勝ったのは4番人気(単勝10.2倍)のマテンロウオリオン、2着に2番人気(単勝5.1倍)のソリタリオ、3着に3番人気(単勝6.2倍)のレッドベルアアームという結果でした。今年は7頭立てのレースとなり、牝馬のライトクオンタムが抜けた人気、これに続くのがトーホウガレオン、クファシル、ペースセッティングあたりになりそうです。
この5年の連対馬10頭のうち8頭までが前走で芝の1600m～1800mのレースを走っていた馬でした。例外2頭は2021年の勝ち馬ピクシーナイト(前走芝1400mの秋明菊賞1番人気3着)と、昨年の勝ち馬マテンロウオリオン(前走芝1400mの万両賞6番人気1着)。たまたまかもしれませんが、中京芝で行われたここ2年は前走芝1400mを走っていた馬が優勝しています。今年の出走メンバー7頭のうち前走芝1400mを走っていたのは、サンライズピースとペースセッティングの2頭、ほかの5頭はいずれも芝の1600m～1800mのレースを走っていました。
また、この5年、前年10月以降に2戦している馬が少なくても1頭、馬券対象に好走しています。昨年もこれに該当した6頭のうちの2頭、マテンロウオリオンが1着、ソリタリオが2着でした。今年のメンバー7頭のうちで昨年10月以降に2戦している馬はペースセッティング1頭のみです。
さらに、この5年、前走で1番人気か2番人気に支持されていた馬が少なくても1頭、レ連対を果たしています。昨年もこれに該当した5頭のうちの1頭、前走こうやまき賞1番人気1着から臨んだソリタリオが2着に好走しました。今年のメンバー7頭の中でこれに該当するのは、ライトクオンタム、トーホウガレオン、クファシル、ペースセッティングの4頭です。
加えて、ここ5年の優勝馬はいずれもデビュー戦で1番人気か2番人気に支持され、そこで連対していた馬でした。昨年の勝ち馬マテンロウオリオンもデビュー戦は2番人気に支持され2着に好走していました。今年のメンバーのうちデビュー戦で1番人気か2番人気に支持されそこで連対していたのは、ライトクオンタム、トーホウガレオン、クファシル、ペースセッティングの4頭です。
馬券は、人気でも新馬戦を圧勝した02ライトクオンタムに期待します。強敵は、万両賞クビ差惜敗の07ペースセッティング。以下、新馬戦快勝の05クファシル、先行力のある04トーホウガレオンまで。
にほんブログ村 ←ほかの予想記事を見たい場合にはこちら