秋のダートGI戦線を見据える札幌ダート1700mのエルムステークス。今年も秋に一層の飛躍を目指す14頭が参戦してきました。すでに芝の重賞レースで実績のあるタイムフライヤー、エアスピネルがダートの重賞も制覇するのか、注目が集まります。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、2-5-7、7-4-1、4-1-8、2-3-1、2-10-4番人気の馬で決着しています。連対馬10頭中8頭まで、3着以上馬15頭中11頭までが5番人気以内の馬です。ここ5年は1番人気馬か2番人気馬の少なくても1頭は馬券対象に好走しています。昨年も勝ったのは2番人気のモズアトラクション、2着は伏兵の10番人気ハイランドピークでしたが、3着には4番人気のサトノティターンという決着でした。今年は、タイムフライヤー、ウェスタールンド、エアスピネルあたりに人気が集まりそうですが、伏兵馬も多士済々。伏兵馬の出番もありそうです。

この5年の優勝馬は4歳馬~5歳馬。6歳以上馬は2着までになっています。昨年も勝ったのは5歳馬のモズアトラクション、2着も5歳馬のハイランドピークでした。今年の出走メンバー14頭のうち4歳馬~5歳馬はヒラボクラターシュ、ロードゴラッソ、アルクトス、タイムフライヤーの4頭です。

また、ここ5年の勝ち馬のうち2017年の勝ち馬ロンドンタウンを除く4頭は、前走でも1番人気か2番人気に支持されていた期待の大きな馬でした。昨年の勝ち馬モズアトラクションも前走のマリーンステークスで2番人気2着からここに臨んでいました。今年のメンバー14頭のうちで前走1番人気~2番人気に支持されていたのは、サトノティターン、リアンヴェリテ、タイムフライヤー、パスカヴィルの4頭です。

さらに、昨年こそ4コーナーで5番手のモズアトラクション、同4番手のハイランドピークのワンツーフィニッシュでしたが、一昨年までの4年は4コーナーで1番手か2番手だった先行力のある馬が馬券対象を確保しています。今年のメンバー14頭のうちで先行力のある馬は、ヒラボラターシュ、リアンヴェリテ、アナザートゥルース、アルクトス、ハイランドピーク、パスカヴィルあたりでしょうか。

 

馬券は、人気でも前走のマリーンステークスを圧勝した13タイムフライヤーに期待します。相手は、先行力のある11アルクトスと01ヒラボクラターシュ、前走初ダートのプロキオンステークスでダート適性を示した02エアスピネル、昨年の2着馬12ハイランドピーク、連勝中の上がり馬14パスカヴィルの5頭。好調のアナザートゥルースは押さえます。

 

 

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