ゼロスが飛ばして追走馬群の先頭にカレンブラックヒルという展開。馬群の後方4番手をラキシス、1頭後ろの後方3番手を断然人気のキズナが追走する形で進みまたが、直線を向いて、大外から豪快に先頭に立ったキズナのウチを突いてラキシスが鋭く脚を伸ばし、差を広げて先頭ゴールしました。上がりはメンバートップの35秒9。エリザベス女王杯に続く重賞2勝目です。前走の有馬記念6着(勝ち馬ジェンティルドンナから0.3秒差)から3か月余りの休養を挟んで今年の初戦。馬体重は10キロ増でしたがこれは成長分だったようです。強い勝ち方でした。ジェンティルドンナ級になるか。期待はふくらみます。2馬身差の2着にキズナ。完全な勝ちパターンでしたが、ラキシスが強かったという印象です。3着エアソミュール以下を3馬身も引き離していますから、キズナの実力は確かです。上がりもラキシスとほとんど同じ36秒0。それでもラキシスに2馬身も引き離されたのはショックでしょう。今回は年明けをひとたたきしてマイナス8キロ。必勝態勢だっただけに残念な結果でした。3着エアソミュールは好位での競馬。最後までしっかりと粘りきりました。堅実に走りますが、一線級に入るとなかなか勝ち切れません。さらに半馬身差の4着スピルバーグも昨秋のジャパンカップ以来の競馬でしたが、力のあるところを見せました。このひとたたきで次走はもっと走れそうです。

馬券は、キズナを中心に馬単。一応、ラキシスからの馬券も押さえたので的中しました。配当は2940円。ただ、ラキシスがここまで差をつけて勝つとは予想外でした。びっくり。