まず、HBC北海道放送(TBS系)ニュースに乗っている記事ですが

 

 

札幌市電の新型低床車両1100形お披露目 ピカピカ車両に生かされた市民の声

10月上旬デビューへ

2018.08.30 17:30 HBC北海道放送 

 

30日、報道機関にお披露目された札幌市電の新型車両1100形。

札幌の街を駆け抜ける路面電車の新型車両が、30日、お披露目されました。

今年10月上旬からの運行を控えたピカピカの車両には、市民の声も生かされています。

  

「すごく開放的な空間で広々と感じます。

その理由としては、座席が全てベンチシートになったことがあります。

ベンチシートになったことで、これまでより通路が広くなったんです」(アナウンサー)

 

5年前に導入された低床車両「ポラリス」は、向かい合った座席がウリのひとつでした。

ただ、利用者から「通路が狭い」という不満の声もありました。

そこで新型車両は全ての席をベンチシートに。

通路の幅はおよそ1.2mと、市電の車両の中で最も広くなりました。

さらに、「ポラリス」では1か所だった車いすのスペースを2ヵ所に増やしました。

 

「車いすを使わない場合は、足でレバーを引いてベンチを設置して

座って利用することもできます」(アナウンサー)

 

5年ぶりにデビューする札幌市電の新型車両1100形は、

早ければ10月上旬から札幌の街を走りはじめます。

 

続いて、毎日新聞HPに載っている記事ですが

 

札幌市電 新型車両「1100形」公開 愛称は投票で

2018.08.30 19:21 毎日新聞

 

報道陣に公開された札幌市電の新型低床車両1100形の車内=

札幌市中央区で2018年8月30日午後2時24分、野原寛史撮影 

 

札幌市交通局は30日、10月をめどに導入する市電の新型低床車両「1100形」を報道陣に公開した。

新型は2013年の「A1200形」(愛称・ポラリス)以来5年ぶりとなる。

 

 デザインや乗車口から降車口まで段差・傾斜のない構造はポラリスを踏襲。

3両連結型のポラリスに対して1両編成で、全長は約4短い13m。

通路幅はポラリスより最大40㎝広く、車いすのスペースとして使用できる可動型の座席は

ポラリスの1カ所から2カ所にした。

同局によると「ラッシュ時も車内で乗客が行き交いやすい作りになっている」という。

 今年度に1両、19年度には2両が導入される予定。

9月1日に同市中央区の電車事業所などで開かれる「市電フェスティバル」で市民に公開し、

愛称を決める投票をする。

 札幌市電は「すすきの」など市街地8.9㎞を走り、15年12月に一部区間を延長してループ化された。

1918年8月に運行(当初は民間)を開始し、今月100周年を迎えている。【野原寛史】