北海道新聞に乗っている記事ですが

北海道新幹線「1番列車」あすから事前受け付け

 「はまなす」最終列車は20~21日

2016.02.18 12:14 北海道新聞

 

 北海道新幹線開業日の指定席券は1カ月前の26日に

全国一斉発売されるが、これに先立ち、

JR東日本のインターネット販売サイト「えきねっと」などでは19日から、

事前受け付けがスタートする。

翌20、21日には、新幹線開業に伴って引退する急行「はまなす」と

特急「スーパー白鳥」「白鳥」の運行最終日の切符も一斉発売される。

まさに「プラチナチケット争奪週間」になりそうだ。

 

■函館駅、専門の職員配置へ

 

 JRの指定席券は乗車日の1カ月前の午前10時から、

全国の駅の「みどりの窓口」、主な旅行会社、

JRの販売サイトなどで一斉発売する決まり。

北海道新幹線の指定席券については「えきねっと」と、

JR東日本のスマートフォン・携帯電話アプリ「モバイルSuica(スイカ)」で、

さらにその1週間前から購入を申し込める。

 

 いずれも会員登録すれば19日午前5時30分から

同新幹線開業日の列車の指定席を事前申し込みできる。

ただ、先着順に購入できるわけではなく、

購入手続き自体も一般発売と同じ26日午前10時から。

切符を取れたかどうかの結果はメール(モバイルスイカはアプリ上)で知らされる。

また「えきねっと」で購入できても、道内で切符を受け取れるのは

函館、五稜郭、新函館北斗、木古内の4駅のみで、

新幹線開業日以降なので注意が必要だ。

 

 一斉発売日の26日は、購入者が駅に殺到することも予想されるため、

みどりの窓口のある道南の12駅では事前に申込用紙や整理券を配ったり、

徹夜の行列を制限したりとさまざまな対応を検討している。

 

特に東京発新函館北斗行き1番列車「はやぶさ1号」、

新函館北斗発東京行き1番列車「はやぶさ10号」の切符は争奪戦となるのが確実だ。

昨年3月の北陸新幹線開業日の東京―金沢間「かがやき」の

1番列車は東京発、金沢発ともに約25秒で売り切れた。

JR北海道函館支社は

「初めてのことで、どれくらいの人が並ぶか予想がつかない」と言い、

函館駅では、みどりの窓口の駅員3人のうち

1人を1番列車専門の発券要員にするという。

 

 一方、「スーパー白鳥」「白鳥」「はまなす」の

運行最終日(3月20、21日)の切符も人気を呼びそうだ。

特に「はまなす」の最終列車は自由席がなく、

指定席券は文字通りのプラチナチケットだ。

函館発スーパー白鳥、青森発はまなすの最終列車と新幹線1番列車の

切符購入を目指すという函館の販売店員で鉄道ファンの

中里俊之さん(41)は「どれも見逃せず、この1週間はヤマ場です」と熱っぽく語る。

(山田一輝、長谷川紳二

 

この「えきねっと」はJR東日本の、インターネット乗車券予約サイトで

会員登録とクレジットカードが必要になります。

また、きっぷの受け取りは、JR北海道の駅では

木古内、新函館北斗(3月26日以降)函館、五稜郭だけになっています。