13日、ついに沖縄米軍普天間基地における、辺野古への移設計画を容認する決定が取り消されました。

今後は県と政府との法廷闘争が見込まれています。


兼ねてより「対案を出すなど理不尽」という理不尽極まりない発言を繰り返し、アメリカと日本、そして沖縄間の問題であったものを国連の場に持っていき国際問題に発展させようとするなど「韓国顔負け」の告げ口外交(外交と言っていいか分かりませんが)を行う、翁長知事ですので、当然有言実行はしますね。


今回の取り消しに当たって、日経新聞によると知事は以下のことを繰り返したそうです。


①辺野古に基地を移設する必要性が低い

②沖縄における米軍基地の固定化につながる

③自然破壊への懸念


まあこれだけ見ると言いたいことはわかるのですが、一言で返すと、


①それを言ったら辺野古以外に移設する必要性も低い

②すでに日米では嘉手納以南の米軍基地返還計画は合意済み、その中にある代替施設建設が問題

③一方でリゾート地計画のために泡瀬干潟の埋め立ては構わないのか


これだけを見ると「ああいえばこういう」、というように捉えられるかもしれませんが、こちらの主張とすればそれほどご都合主義かつ中身のない主張だという事です。


確かに辺野古に移設しなければならない理由はありませんし、代替施設も決して沖縄に限られたものではありません。

しかし、では辺野古に移設しないとすればどこに移設するのか、その必要性もまた全く見いだせないのです。

とすれば必然的にすでに合意されており、移設が容認されていた辺野古が最も「現実的」であるという結論になります。


この議論はすでに尽きました。

鳩山民主党政権時に「最低でも県外」と発言ましたが、その首相でさえ実現不可能合ったものをどう実現させるのでしょうか。

また元外交官であり、安保法制の中央公聴会にも参加した宮家邦彦氏は、
「ここに至るまでに多くの専門家と共に100通りは検討した」
、と述べています。


そして翁長知事の「基地固定化」への懸念ですが、辺野古移設に反対し続けることこそが、固定化に繋がるのではないでしょうか。

すでに日米間で嘉手納以南の基地返還は合意されています。

その中に一時的な代替施設の建設が盛り込まれているからこそ、その建設場所に辺野古が決定され合意も90年後半にとれているわけです。


その返還合意が守られるか分からない、その懸念もあるでしょう。

しかし、そんなことで手をこまねいていてはそれこそいつまでも解決しません。


次によく「辺野古の海を一部埋め立てることで環境が…」、という声を聞きます。

しかし、人の命とどちらを天秤にかけるのでしょうか。

ただ、こと自然を思う気持ちは当然で納得はできます。

…リゾート地を作るために泡瀬干潟を埋め立てるようなことをしていなかったら、でしたが。


辺野古から南に、泡瀬干潟、という場所があります。

かなり規模が大きいようで自然環境も素晴らしい地帯のようです。

しかし沖縄はここを「沖縄の夢」と称すリゾート開発計画のために埋立を行っおり未だに環境保全問題となっています。

…これで、よく「辺野古の海を守れ!」などと言えたものです。


どうやら沖縄は人命は駄目でも経済のための環境破壊は許容するようですね。


以上翁長知事の3つの主張について批判しましたが、よく堂々とこんな浅い主張を繰り返し続けられるものです。

知事の主張は当選当初から一切変わっていません。


選挙で選ばれた以上は「民意」として反対する資格、権利はあると思うのです。

しかし、だから「反対ばかり」言っていればいいかというとそれはただの思考停止です。

県民に選ばれ一県の首長として選ばれた以上は真剣に向き合わなければなりません。


今被害を受けているのは他でもない沖縄です。

だからこそ「反対など理不尽」などと言わずに沖縄なりに真剣に懸命に「どうすれば」現状を変えられるのかを考えて案として提出するべきなのです。

沖縄は「被害者意識」は前面に出す割に、必死さが一切感じられません。

これは本土の人間が無関心ではなく、沖縄自身から「何も」伝わらないからです。

沖縄メディアに限らず本土メディアも一生懸命「移設反対」報道をしていますから。


このような現状も理解せず、ただ反対を訴えるだけのこの知事の姿勢は一県知事としてあるまじきことであり、ただの地元民へのパフォーマンスでしかありません。


私は決して沖縄に全てを押し付けようなどとは思っておりませんし、政府含め本土の誰も思っていないはずです。

しかし、現実的かつ将来性を踏まえた上で、今は辺野古に移設するしかないのです。

それは辺野古への移設から取りざたされてからの20年が証明しています。


仮に沖縄県民が彼を支持し続けるならば沖縄に未来はないでしょう。