10月28日、日付で言えば昨日、SEALDsメンバーである4人の若者が日本特派員協会で記者会見を開き、安倍政権を批判する主張をしたようです。


内一人、諏訪原健さんは筑波大学大学院生で、以前朝まで生テレビにも奥田愛基さんと一緒に出演されていましたね。

いわゆる顔役、ですね。


まだ昨日の事ですので、動画もまともに挙がっておらず5分間の主張を動画を拝見してきました。

以下5分間動画になります。

SEALDs記者会見 10月28日



改めてもっとしっかりした動画が見れたうえで、時間が許せば改めて書き直したいと思います。


とりあえずその5分間の動画での主張は

「安倍政権を止めるため野党との段階的ではあるが選挙協力、可能なら候補者の応援、デモ以外での政治へのコミットをする

「民主主義基盤の根幹が崩されている、我々は民主主義、立憲主義を守らなければいけない」

ということでした。


見たところ、諏訪原さんはいつも通り冷静で理知的な話し方でしたが、もう一人は完全に「言わされてる」感じが全開でしたね。


これは彼らの主張を聞くたびに思うのですが、彼らの「立憲主義」と「民主主義」とは何でしょうか。
SEALDsのホームページでは立憲主義について以下のように記載しています。


「立憲主義とは、私たちの自由や権利を保障する憲法に基づいて政治を行う考え方です。国家権力の暴走によって個人の自由や権利が奪われることがないように、憲法によって政府の権力を制限する考え方でもあります」


曖昧!非常に曖昧です。

こんなものを旗印に活動していると思うと同年代として情けなく思います。

彼らの主張は今回の安保法制の可決はこれらに反しているとのことですが、本当にそうなのでしょうか?


そもそも詳細こそ定まっていないものの集団的自衛権の限定的な行使容認を中心に安保法制の整備は去年の選挙公約でしっかり挙げられていました。

争点こそ「アベノミクス」でしたが、選挙とは政治運営する政治家や議員を選ぶためのものであり、かつ共産党は集団的自衛権の限定的な行使容認についてを争点に挙げていた中で自公が勝利した以上、これらの法案を審議・整備することは当然の権利であったはずです。

「選挙」によって国民が自民党・公明党を与党にし、その結果を踏まえて政策を進める…


果たしてこれが「立憲主義」「民主主義」に反しているのでしょうか?

彼らは「立憲主義」と「民主主義」を守ることを掲げている以上、これについてより詳細な説明をする義務があります。

しかしそれをしません(もしかしたら今回の会見ではしているかもしれませんが)。

「民主主義って何だ!!!」…これそっくりそのままご本人たちが再確認するべきだと常々思っております。


私はSEALDsの組織としてのまとまりのなさはこれが原因だと思っています。

最近SEALDsは反原発やら反辺野古移設にも行動をとっており、もはや「民主主義を守るため」というより「安倍を倒すため」にしか見えません。

もはや何がしたいのか分からない。

やはりSNSと学生という緩い繋がりで成り立っている組織ですので、内部でかなりばらばらなように見受けられます。

ここから言えるのは元から緩そうな男を旗印に集まった組織がまともに活動できるわけがない、ということです。


だが、一方でこうして取り上げられまくっているのも事実で、ついに民主党からラブコールを送る始末。

もう民主党はお終いですね。

彼らと選挙協力を行い、仮に民主党が政権を取り彼らの言う「政治へのコミット」が実現すれば、彼らの主張を一方的に取り入れる、などというそれこそ「民主主義」が壊されるような事態も考えられるわけですが、もうそれすらも考えられないほどの政党なのでしょう。

国民を導くはずの政治家がこういう国民の1団体にすがらなければいけないとは…これも情けないです。


いずれにせよ、口を開けば「立憲主義」か「民主主義」しか言えないようなお粗末な団体に見切りをつけられないのは当の本人たちと国内のメディア含むリベラル論者だけですね。

まあそれが一番厄介で苦々しく思っているのですが…


国内でこんなくだらない内輪もめをしている間にも世界情勢は絶えず悪化しています。

シリアを主とした中東でも難民問題、先日の南シナ海での領海をめぐる米中の対立、SEALDsさんいわく「不必要に緊張を高めてはいけない」と日本政府を批判しているようですが、日本が関わらなくとも緊張は高まるばかりであるし、アジアで緊張を高めているのは紛れもなく中国です。


勝手な妄想と視野の狭い発想・考えを自己満足に近い正義感を振りかざして国を乱すのだけは本当に止めて頂きたい。

「民主主義」って本当に何なのでしょうね…