環境省は23日、サンゴが白く変色する白化現象をめぐり、有識者らによる初の緊急対策会議を沖縄科学技術大学院大学(沖縄県恩納村)で開いた。

   会議は、優先的に対策を進めて保全すべき地域の特定などを呼び掛ける緊急宣言を取りま とめた。

 白化現象は、海水温の上昇などにより、サンゴと共生する褐虫藻の活動がなくなり、光合成が行われずサンゴの白い骨格が透けて見える現象。昨年夏には奄美群島から八重山諸島の広い海域で発生。沖縄県の石垣島と西表島の間に広がる日本最大のサンゴ礁海域「石西礁湖」では90%以上のサンゴが白化した。

 宣言は、温室効果ガスの削減対策を加速させる必要性を強調。海水温が今後も上昇する可能性を念頭に置き、生態系の監視や白化の予測手法の確立、高温に耐えるサンゴ種の移植などの対策を掲げた。観光客を含む全ての人が環境に配慮した行動を取ることも求めている。 

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