タリバンの姿勢「歓迎」 トルコ外相2021年08月17日20時39分 | 木下顕伸の日本・中東・世界情勢の解説

木下顕伸の日本・中東・世界情勢の解説

中東情勢を理解すると世界がわかる!日本人は中東問題に無関心だが石油の輸入依存は周知。中東問題、欧米・ロシア・アジアとの関係は、理解不能でも石油利権の考察で、複雑な関係は理解できる。そして、世界から見た日本のあり方も見えてくる。

トルコのチャブシオール外相=5月5日、サラエボ(EPA時事)

写真トルコのチャブシオール外相=5月5日、サラエボ(EPA時事)

【イスタンブールAFP時事】トルコのチャブシオール外相は17日、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンについて「国際社会への前向きなメッセージが発せられ、歓迎する」と述べた。ヨルダン首都アンマンでのイベントで語った。

アフガン新体制、不透明 タリバン、柔軟姿勢で市民懐柔―大使館員退避続く

 

 トルコは、米軍撤収後のカブールの空港管理を引き継ぎたいとタリバン指導者と協議してきた。チャブシオール氏は「行動でも同じ(前向きな)態度を望む」と強調した。

2021年08月17日20時39分

1.トルコ外相は、タリバン政権を容認するような発言したのか?

タリバン政権発足の条件は、これまでの厳格なイスラーム主義では、国民は納得しない。しかしながら、現閣僚の登用など、女性に対する融和姿勢を評価しているが、懐柔報道とみられる。

2.タリバン政権を、容認する先進国はいない。故に、政権運営の経験のないタリバンをトルコやパキスタンが後ろ盾になり指導する可能性もある。

3.トルコのエルドアン政権は、イスラーム復古主義であり、中東における地位の拡大を狙っている。これまで、シリアにおける。イスラーム原理主義者を支援してきたのは周知の事実である。

4.経済が低迷する今、タリバン問題に干渉し、先進各国に対し有利な外交を行いたいとの考えが見え隠れする。