バイデン大統領の温室効果ガス政策は、原油価格を押し上げる? | 木下顕伸の日本・中東・世界情勢の解説
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木下顕伸の日本・中東・世界情勢の解説

中東情勢を理解すると世界がわかる!日本人は中東問題に無関心だが石油の輸入依存は周知。中東問題、欧米・ロシア・アジアとの関係は、理解不能でも石油利権の考察で、複雑な関係は理解できる。そして、世界から見た日本のあり方も見えてくる。

1.バイデン大統領は、温室効果ガス削減の為、石油産業支援を廃止した。
2.シェールガス、石油産業は、輸出産業ではなくなり、国内の自給のみとなり、石油産業が崩壊する可能性が出てきた。
3.コロナ禍で消費が低迷して原油が下落した。産油国も減産調整を行い価格は下落。
4.温室効果ガス削減の為自然エネルギー転換政策が必要かもしれない。急激な政策転換は産業を崩壊させる。
5.米国の分断は、世界に米国の弱さを露呈した。結果外交政策に大きな影響を及ぼす。
6.米国の弱さは、基軸通貨ドルの信頼が失墜する。独裁政治に対する経済制裁が危うくなる。つまり、米国の影響力がなくなる。
7.中東を撤退した米国の影響力は、軍事力ではなく基軸通貨ドルである。中東に対する影響力がなくなれば、湾岸産油国だけでなくロシアが加わり、イランも輸出するようになる。
8.減産調整と米国の石油産業の衰退が原油価格を押し上げる。