日本ではなぜか報じられない「ナゴルノ=カラバフ紛争」…「プーチンの思惑」と「北方領土問題」への悪影響
1.アゼルバイジャンとアルメニアの紛争調停にロシアが介入し停戦合意がなされた。
2.アルメニア、アゼルバイジャンは地政学的にコーカサス地方に位置する。
3.アゼルバイジャンは、カスピ海を通じてバイブラインを通しいる。
4.トルコは、欧州に繋がる地政学的要衝である
5.ロシアは、天然ガス、産油国である。
6.結論から言えば、宗教、民族の闘争等関係ない。
それぞれを利用した地経学的紛争であり、石油天然ガスの覇権の構図であると考えれば解りやすい。
つまり、資源を持たないトルコは、資源を有する宗教的同胞の宗主国となり、資源管理及び利益を求めている。
ロシアもトルコは、石油天然ガスを輸出する為の要衝でもある。
結果的に、表面上は、対立しているように見えるが、強調路線をとる事になる。
米国が中東撤退した今、中東中央アジアの管理は、ロシアが握る。
トルコは、シリア、イラクに影響力を強めかつ、地中海資源開発覇権の為リビアでも影響力を持っている。
OPECにロシアとトルコが参加してブラス2になる。