この日は、三重県赤目で第二週土日に行われる赤目自然農塾の合同実習日です。


自然農というのは、「耕さず・肥料をやらず、草や虫を敵にしない」というやりかたで自然に沿い、作物を作る方法です。

全国から赤目に集まってくるこの合同実習日は20年近くになるそうです。

僕が、記憶にあるかぎりでは、この日駐車場にとまっていたのが、鳥取とか高崎だから、

遠方から学びにくる人達の想いが伝わります。



さて、いきなりですが、一・二枚目の写真は赤目自然農塾の近くにある、「こもれび市場」という朝市です。

この日はちょっとしたイベントがあって、いろんな出店がありました。

僕や柏原でお世話になっている先生なども、ここで野菜や野菜の苗や切り花などを買うこともあります。


せっかく出店がありましたので、僕は昨日食あたりでこの日までほとんど口に何も入れてなかったので、

何か買おうかと思ってたら、ミョウガ寿司がありました。写真には撮り損ねましたが、旨い!!

あとは、母にお土産にしようかとパンジーと紫の花の鉢を買いました。全部60円って・・・・なんだろう。



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赤目について、早速自分の畑の様子を見に来たら…・・・うげ……


カイワレ大根が大きくなっちゃってるw 冗談でまいたのがこんなに育つなんて

もはやカイワレじゃなくてラディッシュになったりして・・・・。


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畝の左側に大根や、エンドウ豆がちょっとずつ生えてます。どこに何を植えたか覚えてなかったか・・・・

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僕の畑から見た実習田の全景です。すでに当日の実習の脱穀や・唐箕がけの用意をスタッフさんが、

せっせと始めてます。


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白菜とレタスを交互に植えてます。

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時間近くになって、テント前にたくさんの人が荷物を下ろしてます。

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さあ、始まる前……・みんなわくわくしながら、先生の実習作業の説明を見るべく場所取りをしています。

始まったら、録音やカメラのシャッターがバシャバシャ鳴り始めます。自分もやってますけど・・・・・


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スタッフ進行役の方の説明アナウンスが、終わり、川口先生のあいさつから

実習の説明が始まりました。みんな真剣なまなざしで見ています。

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川口先生挨拶と作業の説明


起こせないところもたくさんありました。)

おはようございます。天候に恵まれました。今日は、10月から始まりました。お米の脱穀・収蔵……しまい込む作業……それと麦・小麦の種まきです。その二つをいたします。
後は、季節の野菜の作業をいたします。
脱穀と麦・小麦の種蒔きは、今が適期ですので、今日の間に必ずされますように・・・どうしても出来ない場合は、一週間・二週間……11月中に終えられますように。

普通は、平坦部で……中稲(なかて)種や晩稲(おくて)種を植え付けている場合は、この時期が稲刈りの時期なんです。脱穀は12月……赤目塾でも11月中心が稲刈りの勉強で、12月が脱穀の勉強だったのですが、一ヶ月長く起きますとイノシシの害にあいますので、一ヶ月早くしました。それに相応しいお米の種……早稲(わせ)種の種を植え付けて、特にノギのある赤米を中心に植え付けての学びに切り替えたわけですけれども、いつもより少し早いんです。一ヶ月前に麦の種蒔きを勉強をしましたが、それがこの結果なんです。ちょっと早いんですよね。10月の始まりには……今がちょうど適期なんです。そのように思われて……。今日は麦・小麦の種蒔きは適期としての作業だと思われて下さい。
早稲種の場合の脱穀は、中稲種や晩稲種は12月の始めが脱穀の時期だとそのように考えて下さい。
日本の気候では、食生活の中心はお米。お米を育てる水田でその裏作にお米を育てている水田で、麦・小麦を植え付け栽培いたしまして、それによりちょうど一対になるわけです。お米を中心にしての麦・小麦これでセットになるわけです。

一枚の田圃の中で、セットになる脱穀をします。必ず裏作に麦・小麦を作付けするね。
極端に気候は寒い所や雪の深い所は、それはなせませんけども、それが可能な所は、そのような作付けになるという事です。その地方によって、麦が育つか……小麦が育つかは過去のお年寄りに尋ねられたら必ず分かりますので、最近は作付けは少ないと思うんです。しかし、かつてはここでは、麦・小麦を栽培していたということは、お年寄りはご存じなので、それを聞かれたならば必ず育ちますので、その計画の元で作業を進められて下さい。

処で、麦・小麦とお米の性質は正反対で、お米は湿り気・湿地・水を好む草です。夏の草なんです。麦・小麦は冬の草・陸の草……湿りを嫌います。水を嫌います。正反対の性質を持ってます。季節も正反対。育つ環境も正反対。

一枚の水田で正反対のものを育てますので、少しそれに相応しい環境にこちらの方が、変えないといけないのですが、その為に周囲に溝を掘ってます。ここでは4m毎に溝を掘って、畝を作って畝の所で、お米・麦・小麦を育てます。

お米の時は水を入れる。出口を止めて水位を決めて水を入れる。それから、麦・小麦の時は、出口を開けて排水を図る。それで環境は変わるわけです。そのことによって、冬は陸の麦・小麦……あるいは陸の種々…陸の小動物…それに相応しい生命活動が盛んに営まれるわけですけど、夏は、お米を中心にして、水の所で生きることが出来る生命活動を盛んにいたします。

ところで、一ヶ月前に撒きました冬作の冬の草・陸の草の麦が今育ってます。足下では、麦以外の草も生命活動しておりまして、その少し冬眠の体制に入っています小動物などは、その下で密やかな営みをしているわけです。陸は陸で……湿地は湿地であるいは海水・淡水でそれに応じた生命活動を営まれているわけです。育てられる作物によって、その環境を変えてやります。

今日は、水稲・お米や麦を作付けされるそれぞれの田畑の所で、必ず排水を確認されて下さいね。溝に水が、よどまないように出口の所で開けられて、それから麦蒔きの作業。それから一ヶ月前に刈ったお米の脱穀の作業ですね。

麦・小麦の種は、作業小屋の所に置いてますので、ここの田畑で撒く方は使われて下さい。

処で、用意している麦・小麦の種は、ここで使うに必要な分だけしか用意してないんですよ。

それぞれの自宅で、必要なものは、各自買い求められることをお願いします。

それじゃあ、一ヶ月前に、約一ヶ月間稲木の所で自然乾燥をさせました稲を脱穀の作業をお勉強していただきます。それでたくさんの方がおられますので、近くでなければ見れませんので、4カ所で見ていただくべく用意いたしました。スタッフの方、これとこれの稲を使って脱穀の体制をとってもらえますでしょうか?最初に雀に食べられないように、少し細い糸を張ってますので、これを外していただいて、雀がたくさんいるところではそれでは無理でネットを張らざるを得ないんです。網を少し浮かせて食べられないように守りの体制をとるわけです。ここでは、意図だけでいけてますので、細い糸を少し張ってます。それで雀の羽根に絡まって怖くて避けてくれますので……。この脱穀の作業は、雨の後は……乾燥してから、朝露が落ちてから……その作業をされて下さい。
ぬれた状態で脱穀いたしますと、籾すり……皮をはがして玄米にする作業が上手くなされません。それと貯蔵能力がなくて、かびてしまいますので、あるいは虫か゛つきやすいので、必ず乾燥してからです。一ヶ月間ぶら下げておけば、乾燥いたしますので、あとは、雨に濡れてる場合それが乾いてから、雨は外側しかぬれませんので、しばらくしたら乾きますので。

10月に稲刈りして、11月。この期間の一ヶ月間の乾燥はその土地によって風の吹き具合によって異なるのですが、ちょっと思わしくないんですよ。どういうことかといいますと、朝のの気温が低くならないんです。季節風が吹かないんです。季節風が吹き出しますと、その風が強く当たって、乾燥がよくなるんです。しっかりと水分がとれて、眠りの体制に入るのですが……。
そのことも視野に入れられて、そのときの気候に応じての品種の選択です。夏の期間が長いところは、晩稲種を夏の期間が短いところは早稲種を冬に入って脱穀をしてしまい込むわけですけど、夏の期間の長いところで早稲種をして早く脱穀しますと、気温が暖かいところでは、季節風がまだ吹いてませんので、上手く乾燥しないんです。それも視野にいれて選択されて下さい。
それでは、それぞれの所にこの部分と……○○さん。その稲木の端っこは陸稲(りくとう・おかぼ)なんです。ちょっとだけ。それも視野にいれて。3カ所で見ていただきますので、それぞれ用意している所の近くに集まられて見ていただいて、お昼からは各自でやっていただきますので。

今年は、イノシシの被害を受けずに脱穀をすることが出来ました。各自そういう事があってはいけないので、乾燥することが出来る方は自宅に持って帰って乾燥していただいて、今日持ってきていただきました。今日は安心して脱穀の作業に入れるのではないかと思います。
昨年は、全滅だったんですよね。この実習田も全部0だったんです。

ところで今年は、何故助かったかというと、一ヶ月早いのと、一週間に一度必ずスタッフの人が、見回りに来てくれました。それで必ず周囲のとたんを確認して、必ず何カ所か破られて田のですが、破られているところを修復してくれたんですよね。それで助かってます。
それぐらいの思いがあるならば、そうした問題も解決出来るということです。
昨年は僕も駄目かと思うぐらい大きな被害を受けました。そのぐらいの思いでやったら次につながると……。

いろんな問題にあたっても……必ず答えがあるはずなので、答えを見いだされてそれが続くように……と思います。

つづく