彼岸花 | エンジョイ♪ポジティブ

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道沿いの人家の側は赤や白やピンクのサルスベリ、
反対に水路の側はキキョウが変わらずに咲きほこっていて、
それだけ見ると7月や8月の続きである。ときどき明るい、
グラッセにしたニンジン色の百合があったり、淡いイチジク色の
百合がひょっこり顔を出していたりする。今年は柿の熟すのが早いのか散歩をしていると各庭の木立ちから人に気が付いたムクドリがぱらぱらと飛び立って逃げてゆく。曇りと思って外へ出たのだが、散歩の途中からカッと日が差して暑くなった。アオサギを見に川へ行き、帰りに田んぼ道を通ると、赤色の彼岸花とベージュ色の彼岸花が並んで咲き出していた。
僕は彼岸花の蜜をホバリングして吸うナミアゲハの姿が好きなのだが、今日はアゲハは見当たらなかった。帰宅してグラスに氷を詰め、アイスコーヒーを飲んだ。テレビは磯田道史さんの「ごごナマ」が面白そうだったのだが、これは録画にして、BS「荒野のガンマン」を食事しながら見ていた。中々いい。
いわゆる格好いい西部劇じゃないのだ。格好いいヒーローではなく、格好いいヒロインでもなく、フォーマットのない男女の旅の過程なのである。原題:The Deadly Companions は(命取りの相棒たち)という男たちのチームを勿論さしているのであろうが、僕は辞書の語義をわざと曲解して(避妊具なしの同行者)って感じに、男と女が旅してよれよれくたくたになりながら、見かけも心も険が取れていって、次第に裸で心がタッチしかけるようになるという、ラブシーンもないのに出会った男女が時間と共に熟していく経過みたいなのをたどる映画のように見えた。ファーマットのない、この映画こっきりの感じの味である。悪くない。

それから昨日録画しといた、鬼平犯科帳「お峰・辰の市」を見る。これも中々いい回だった。ウサギ饅頭そっくりの木村。いつになく目に色が漂うおまさ。

しばらく日記書いてなかったので、書きだせば本でもテレビでも見たものを全部、つらつら綴ってしまいそうになる。文章には心の澱(おり)を吐きだしてしまう生理的快感みたいなものがあるからだ。そういう意味では排泄と同じだということも言える。他人が読んでも特に意味はない。が、心の健康のためにはやはり書くことも必要だと確認する。
スクワットをしたら階段を昇る足がちょっと重い。運動不足を痛感する。
 9月3日(火)曇り、たまに晴れ、24℃~32℃