もっと娘とダラダラ汗をかきたい。

 

 

外で、帽子をかぶってこまめに日陰で給水をしながら、なっちゃんとダラダラ汗をかきたい。

 

 

でも「暑いから」という謎に説得力のある理由を振りかざして、なっちゃんは家でゲームばかりしている。どうしたら家でだらだらせずに外でダラダラ汗をかいてくれるのだろう。

 

 

 

なっちゃんは知らないかもしれないけど、僕は知っているんだ。大人は皆知っている。

 

 

 

過ぎ去った夏は戻らない。





なっちゃんとダラダラ汗をかきたい。夏が終わってしまったら取り返しがつかないのに。何もしなければいつのまにか夏は通り過ぎて、ふと秋に気付いた頃に夏を惜しんでも、何もかも手遅れだっていうのに。