今日は、私が参加している「まこもプロジェクト」のメンバーと

「出雲大社」に行ってきました

(※「まこも」については、過去の記事を参照)

 

出雲大社では、毎年6月1日

「まこも」のご神事「涼殿祭(すずみどののまつり)」が行われます

 

このご神事では、神主である「国造(こくそう)」が

境内の東側にある「出雲の森」から

鳥居横の「御手洗井(みたらしのい)」に移動し、黙祷祈念を行います

移動する道には砂が盛られ、神職によって「まこも」が敷かれます

その上を国造が通り過ぎるやいなや、参列者が「まこも」をもらい受ける

もらい受けた「まこも」をお風呂に入れると無病息災のお蔭があるそう

今日も沿道には、おおぜいの参列者が並んでおり

国造が通り過ぎると、参列者が次々「まこも」に手を伸ばします

日頃見ることのできないご神事に感動

 

その後、出雲大社に正式参拝し

午後からは、全国のまこも関係者が集まる

「第6回まこもシンポジウムin出雲」に参加

大学教授による基調講演や

各地の「まこも生産者」による事例発表が行われたのですが

例えば、島根県の江津市では、市役所と民間企業が協力し

「まこも」を使って耕作放棄地を有効活用する取組が

始まっているとのこと

広島でも、こうした取組を実現させたいな、と思いました

(※「まこも」栽培の効果についても、過去の記事を参照)

 

古来から日本人の生活・文化に溶け込んできた「まこも」

この時代にそれを蘇らせることには

大きな意義があると思うのです