「竹田和平さん」をご存知ですか ?

日本一の個人投資家で

お菓子の「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓の元会長

(竹田さんは2016年に亡くなられています)

 

ある本で「和平さん」のことを知り、その生き方に感動したので

少し紹介させてもらいますね

 

まず、和平さんの「お金」に対する考え方ですが

「お金は、喜ばせたら増える

  目の前のお客様を喜ばせたいと思って喜ばせたら

  喜んでたくさん払ってくれる

  こちらも嬉しくなって、もっと喜ばせたいと思う

  そうしたら、もっと払ってくれる

  だから、お金は無尽蔵に増える」

商売の本質は「喜ばせごっこ」なんですね

 

このほか、二つのエピソードをご紹介します

 

戦後間もない頃、和平さんは、タマゴボーロの原材料に

安い「無精卵」ではなく

倍の値段がする生みたての「有精卵」を使用

その理由を聞いてみると

「天が見ている、天を信じなくても自分が見ている

 嫌なものを混ぜて売ったら、自分が気持ち悪い

 自分は、お天道様の下を愉快に笑いながら

   堂々と歩きたいだけ」

自分の「良心」に従って生きることは

心からの幸せを感じるために不可欠ですね

 

うどん屋さんで、うどんに追加して「おにぎり」を頼んだところ

店員さんが「あ、それは売り切れです。白いご飯ならありますが」と

それに対する和平さんの言葉が「そりゃ、おめでとう!」

理由を聞いてみると

「売り切れってことは満員御礼でめでたいこと、

だから、おめでとう」

相手の幸せに寄り添って一緒に喜んでおられる

以前の記事で紹介した「随喜功徳」を実践されていますね

 

幸せなお金持ちの「土台」は

やはり「愛」なんだな、と改めて思いました