「人助け」をすることは、素晴らしい行為ですね

ただ、その奥にどんな「思い」があるかで

その「意味」が変わってくるというお話です

 

友人のMさんが、こんな話をしてくれました

Mさんの友人が体調を崩していた

Mさんは友人のために色々調べてアドバイスをしたり

それに効きそうな健康食品を買って渡したり

ある時、渡した健康食品が放置されているのを見つけて

ショックを受け、怒りが湧いた

でも、その時ふと気づいたそうです

「私は、本当に友人のことを思っていたのだろうか

 何もしていないという罪悪感を感じたくないから

 色々やっていただけで、結局、自分ためだったのでは」と

そこから、友達の選択を尊重し、見守ることにした、とのこと

 

この話を聞いて、私にも同じことがあるなと感じました

何か行動する時、「やりたい」という純粋な動機ではなく

「他人から良く思われたいため」

「他人に悪く思われないため」

など、自分の立場を守るためにやっていることがあります

この辺りは、以前の記事の「まずは自分を満たしましょう」

というテーマにも関わってきそう

 

また、将来のことを考えず、

つい「目先の問題解決」に走ってしまうこともあります

これを端的に表した老子の格言が

「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが

 釣り方を教えれば一生食べていける」

つまり、「モノ」を与えるのではなく、

相手が自立できる「知恵」を与える、ということ

これって、子育てや職場の人材育成にも言えますね

 

私も、まだまだ、自分の立場や目先の問題解決に走りがち

今後も、自分を満たしながら

真に相手のためになる行動ができる自分に成長したい

と思っています