おはようございます。
最近私的パンブームが来てるんですけどほんのり糖質制限中でそもそもグルテンが得意じゃないのでいろいろジレンマな 辛口ヒーリング女医☆かんな です。でも美味しいパンはホント好きなのよぅ…。
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昨日こんなブログを書いたんだけども、
性交渉経験ないのに
子宮がん検診は毎年受けてるのに
子宮筋腫があるかどうかはみてない
って方がちょいちょいいるので
ちょっとデータを書いてみるよ。
HPV感染者に比べて
HPVに感染してないひとが子宮頸がんになるリスクは
1/400 程度と言われてます。
※これは「HPVに感染してないひと」であって性交経験がないひとではないので念のため。子宮頸がんと診断されたけどHPVが検出されないひとってことね。
日本では10万人中16.8人が子宮頸がんになるという統計が出てるので、
その1/400であれば
HPVに感染してなくて子宮頸がんになるのは
1000万人中 4.2人 = 0.000042%
日本の20歳以上の女性の人口はおよそ 5441万人 なので
HPVに感染してなくて子宮頸がんになるのは
日本全国で 22.7人。
これはHPV感染なしで、の数なので、
性交渉経験なしで、であればもっとリスクは下がる。
ここからは完全に個人の見解だけど、
おそらく、2、3人レベルじゃなかろうか。
日本全国の女性の中の数人しかならない病気のために
あんな思いをして子宮頸がん検診を受ける意味が
果たしてあるのか、ってところよね。
一方。
子宮筋腫。
子宮筋腫は
子宮の壁にできる瘤(こぶ)みたいな病気で
ほとんどのひとが 良性 です。
だがしかし。
日本では年間800人くらいが
「子宮肉腫」になると言われてます。
※2019年に治療開始した子宮肉腫は 476例。治療を開始した、なので、治療を開始できなかった(亡くなってから判明した)数が含まれていません。
子宮肉腫は
子宮の壁にできる悪性腫瘍(がん)で、
(超音波での)見た目は子宮筋腫と同じ。
子宮筋腫ががん化する場合もあれば
子宮筋腫だと思っていたら実は、って場合もあります。
子宮肉腫はいまだに「治療法が確立されてない病気」で、
手術で取りきれなかったら
放射線や抗がん剤もほぼ効かないので
正直今の医療では「お手上げ」です。
40代〜60代に多いんだけど、
初期症状とか特になし。
診断されるのは「たまたま手術して」がほとんど。
筋腫だと思って手術してみたら肉腫でした、が多い。
筋腫が急に大きくなったとか
閉経したのに筋腫が大きくなるとかで
事前に診断されるのって結構レアなんです。
閉経してからサイズチェックするひとも少ないし。
つまり。
子宮筋腫っぽいけど実は、で命に関わる状態になるのは
日本で年間 476 人以上。
HPVに感染してなくて子宮頸がんになるかも、
っていうリスクがあるのは
日本で年間 22.7 人。
性交渉未経験ならさらに下がる。
性交経験ないひと(特に40代以降)は
頸がん検査よりも筋腫をチェックしといたほうが
よっぽど自分の命を守れる気がしたよ。
まぁどっちもめったにないんだけどね!!
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