ブログでおこたえしますねー、とお伝えした上で
こちらでおこたえさせていただきます♪
〜〜〜〜以下引用〜〜〜〜
先日、生理以外の不正出血があり、
子宮ガン検診を受診しました。
去年検診を受けた際は問題なしでした。
今回の細胞診検査結果が、
ASC-US、疑陽性 IIIa でした。
コメント欄には、
「炎症背景に軽度ですが表〜中層細胞に核の異型が見られます。
炎症性変化も考えられますが、軽度異形成を否定できません。
消炎治療後の再検を希望します」と書いてありました。
〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜
で、
「これってどういうことですか？」
というようなご質問でございました。
こちらへのおこたえは
過去記事
子宮頸がん検査の「ASC-US」はHPVと関係ないことも多々ある。
にほぼ書いてありますが、
せっかく検査結果の「コメント欄」まで全部書いてくださったので
コメント欄はちょっと解説しますね。
ASC-USについては
上記の過去記事を読んでみてくださいませ。
その上で、
この先を読んでもらえれば。
ということで
コメント欄の解説をしようと思いまーす♪
炎症背景に軽度ですが表〜中層細胞に核の異型が見られます。
炎症性変化も考えられますが、軽度異形成を否定できません。
消炎治療後の再検を希望します。
というコメントなわけですが、
まず
炎症背景に
っていうのは、
細胞を顕微鏡で見たときに
細胞の周りに「炎症」のときに見られる細胞や変化が見られます
っていうことです。
詳しい説明は端折るけど、炎症ってやけどみたいなものなので
そういうときに見られる細胞とか、なんかそんな感じのが見えてる
っていうイメージで。
で、
表〜中層細胞
っていうのは、
子宮の出口をこすって細胞をとるんだけど、
子宮の出口の「一番表側にある細胞」が「表層細胞」
そのちょっと内側（薄皮一枚奥、みたいな感じかな）が「中層細胞」ね。
形が違うので、
顕微鏡で見たらわかるのです。
そして、
核の異型
細胞には「核」ってーのがあります。
（詳しくはぜひぐぐってみてね。）
で、
ガン細胞ってのは普通の細胞とは核の形が違うのね。
でも、
ガン以外にも普通の細胞と核の形が違うことがあって、
子宮ガンだったら
この先子宮ガンになるかもー、な「前癌病変」だと
核の形が変わる。
それ以外にも、
炎症でも核の形は変わるのね。
炎症ってやけど。
やけどを起こしてるところでは
組織を元に戻していかないと！ってことで、
すごく活発に細胞分裂が起きる。
再生していくためにね。
ガンも細胞分裂が活発に起きて、
本来だったらそれ以上増えなくてもいいのにー、ってリミットを超えて
周りの組織を侵略していくからやばいわけで、
炎症性変化も考えられますが、軽度異形成を否定できません。
ってことは
炎症でも活発な細胞分裂が起きるので、
そこの区別をつける必要がありますよー、ってこと。
この先ガンになりそうな細胞なのか
炎症による細胞の核の形の変化なのかを区別できません、
ってことね。
だから、
消炎治療後の再検を希望します。
という話になります。
炎症を治してから改めて細胞の検査をして、
そこでもまだ核の形がちょっと違うっていうなら
それは「軽度異形成」かもしれないよ、ってこと。
そこの区別つけようね、ってお話。
あともう一点
〜〜〜〜以下引用〜〜〜〜
身体の抵抗力、抗体力を鍛える、HPV感染を治すために
今から出来ることはどんなことがありますか？
〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜
これはもう、
過去記事のまとめ記事が実はあるので
そちらの中から適宜参考にして頂ければ♪
アメブロってスマホからだと検索しづらいんだけど、
PCだと検索さくっとできるので
そちらで
「ASC-US」や「子宮頸がん」で検索してもらっても良いし、
テーマ「子宮頸がん」で引っ張っても参考になるのがあると思います。
いろいろとお試しあれ♪
あくまでもこれは
「私の意見」で、
エビデンスとかあったりなかったりですので
そこはご了承下さいませ♪
そしてこれが
ここを読んでくれてるひとすべてに
当てはまるわけではないことも
ご承知おきくださいましー♪