【質問に答えてみました】その3?4? …4ってことで。 | いのち、だいじに。

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ヒーリング女医☆かんなのブログ

思いついたタイミングで
やりたいことだけやる
の典型パターンにしよう。



1。生理痛などで薬を飲むタイミングがずれると聞きが悪い感じがするのですが、そういうことはありますか?

薬には「血中濃度」ってー考え方があります。
のんでから何分くらいで一番効果が出る、みたいなね。

で、月経痛(医療者は「生理痛」という言葉を原則使わないのよん)も、最初はそんなに痛くないけど徐々に痛くなってきてー、とかっていう「波」があります。
月経痛が一番きつくなってから薬を飲むと、「いちばんきつい状態をおさえこむ」ってことをしなきゃいけなくなります。
痛みが強いときは胃腸の消化吸収能力がおちるので(吐き気したりとかするでしょ?)、薬をのんでもなかなか吸収されません。なので、おさえこむ以前に薬がからだに入っていきません。(座薬だと効くっていうのは、座薬は粘膜吸収だからです)
月経痛がまだそこまでなじゃいときに薬をのむと、薬が「月経痛が強くなっていくあがりっぱなをたたく」みたいなことをしてくれます。
だから、飲むタイミングを合わせれば、ロキソニンやボルタレンとかじゃないと効かないと思ってた月経痛が、もっと軽い薬でコントロールできたりします。

ということで、答えは「あります」ですね♪



2。生理不順で基礎体温をつけているけど生理の時とそうじゃないときとで同じ温度のことがあったり、36.7度を超えていないのですがおかしいですか?

おかしい、といえばおかしいかもという答えになります。
本来の「月経」というのは、排卵があって、その後2週間程度の妊娠準備期間があって、妊娠しなかったら月経がきて、また排卵に備える、という一連の流れです。
排卵があると黄体ができて黄体ホルモンが出るので体温があがります。月経がくる直前くらいに体温が下がります(はかるタイミングにもよりますが)。
月経とそうじゃないときとで同じ体温っていうのが「月経中」と「排卵前の出血してない期間」っていうんだったら普通ですが、「月経中」と「月経1週間前」が同じ体温だっていうなら、おそらく排卵していません。
無排卵月経、ってやつです。
本来の月経っていうのとは違うのでそういう意味ではおかしいです。
でも、例えば初潮がきてしばらくの間とか、閉経前しばらくの間とかはこーいう状態になるのが普通です。
毎回無排卵月経だと妊娠はしないので、それが続く&妊娠したいときは相談が必要かもしれませんが、そうじゃなければとりあえずは放置でもかまいません。
ま、そうなってる「理由」は探ってみてもいいかもしれませんけどね。



3。 男性で乳腺が発達して母乳が出る人はいるのですか。

ググってみたらいらっしゃいました。
「男性 母乳が出る」で検索してみてください。

薬の副作用とか脳腫瘍とかまぁいろいろとあるようです。
ただ、原則的にはない、というか、あくまで病的なものという扱いになってそうな感じ。



4。流産を一度すると、次妊娠したときに何か影響はあるんですか?

原則的には、ありません。
まれに、流産の手術のあと子宮内腔に癒着が起こって妊娠しづらい、できない状態になる(アッシャーマン症候群)になることがあるとされています。
こういう場合には再び流産になったりそもそも妊娠しにくい、できないってこともありえます。
でも、現在の日本ではかーなーりまれな例なので、「普通はない」とお伝えしています。

多分この質問をしてくれたひとの聞きたかったこととはちょっと違うと思うけど、習慣流産(2回3回続けて流産する)っていう場合は、詳しい検査をした方がいいこともあります。

次にできた赤ちゃんに何か影響が出る(奇形とかそーいう感じのこと)はありません。



5。女の子だと妊娠初期に甘いものが無性にたべたくなる、男の子だと辛いものが食べたくなるみたいなことを聞いたことがあるんですけど、そういうのあるんですか?

…これはないと思うんですけどねー。
その辺りを確認したことはないので、実体験としては「ありません」ですけど、読者さんに質問してみたいですね^^
子どもが好きなものを食べたくなることはよくあるみたいです。
ただ、初期の場合はお母さんのからだと赤ちゃんとの調整期間でもありますから、その度合いによって食べたいものが変わってるみたいですよ。



6。前に生理が2週間ほど続いて、でもそのあとは5~7日で終わるんですがこれは大丈夫ですか?

このことだけで言えば「大丈夫です」です。

何をもって「大丈夫」っていうか、ってー話になるんですけどね、本当は。
妊娠できるんですか、とかって話だったらまた評価が変わるし。そもそも月経がきてるからって妊娠できるわけじゃないし。
「私大丈夫ですか?」「あなたの「大丈夫」はどこの話ですか?」になっちゃう。
外来で患者さんと話していると、こちらの「大丈夫」とご本人の「大丈夫」の認識の違いがあることが本当によくあるので、気をつけてお伝えするようにしています。



7。 妊娠している人はこけたら流産を必ずしてしまうのですか?

そんなことはありません♪
普通は、大丈夫です(特に初期は)。
階段から落ちても交通事故でも大丈夫だったひとはいますし、ふつーの生活で特に変わったことがなくても残念ながら、って方もいます。
中期~後期になってくると、転んでお腹をうった、とかで胎盤がはがれたり(胎盤早期剥離)することもあるので、くれぐれも気をつけてくださいねってことになります。

基本的には転ばないように気をつけてくださいね、ってことでしょうか。



8。 生理痛がひどいひとはつわりもひどい、ということはありますか?

医学的にはあんまりそーいう話はききませんが、個人的にはあると思います。
こちらのブログ記事 にもちょっと書きましたが、月経痛がきついひとは頑なな方が多いです。
つわりは、赤ちゃんとお母さんの「調整期間」に起こってくることで、お母さんが柔軟性があればあるほど少なくて済みます。
この場合の「柔軟性」は、からだのかたさというよりも「頑なさ」です。
赤ちゃんがきたときにそれを受け入れられない(気持ちで望んでいたとしても)ってなると、つわりはきつくなるだろうなー、って思います。

あと、つわりは人間関係(特に夫婦関係)と密接に関わってるっていうのは実感としてあるので、そこ考えると月経痛との関連性も見えてきそうな気がします。



9。小陰唇が少し大きいような気がしているのですが、今後小陰唇が邪魔になることはありますか?

よっぽどでなければ邪魔になることはないんじゃないかと。
下着に擦れて痛みがあるとか出血するとかっていうことがなければいいかなと思います。

そーいえば研修医の頃に勤務してた病院で、小陰唇の形成手術をしたひとが出血したって救急車で運ばれてきたことがありました。
大きすぎるから小さくする手術(要はびらびらの部分を切り取って小さくする)を受けたってことだったんですけど、そーいう手術があるんだってことにびっくりしました。
美容形成外科で手術したみたいでしたよ。



10。バイトの社員さんが最近妊娠したのですが、なにか気をつけた方が良いことありますか?

お仕事の中身にもよると思いますが、まずは「普通でいいです」。
仕事しているひとが妊娠すると、迷惑をかけたくないって思うことがとてもよくあります。なので、無理しがちです。そこをフォロー・サポートできたらいいんじゃないかなって思います。




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