内診を受けるときのコツ | いのち、だいじに。

いのち、だいじに。

ヒーリング女医☆かんなのブログ

おはようございます。
ヒーリングドクター☆かんな です。


あなたが産婦人科を受診するときに
おそらく一番気になるのが、
今日のタイトル「内診」だと思うのですがいかがでしょうか。


内診は、通常
「内診台」をつかって
腟から診察をさせていただく、というものです。

産婦人科で診察をさせていただくのは主に
子宮と卵巣 です。
「双合診(そうごうしん)」といって、
腟内に内診指(ないしんし)を挿入し、
下腹部をもう片方の手で触って
両手の間に子宮や卵巣を挟むように触わることで
子宮の大きさやかたさ、卵巣の大きさ、
動かしたときの痛みの具合などを確認します。
動かしたときの反応は内診でしかわかりません。
お腹が痛くて産婦人科を受診すると、
大抵内診があります。
子宮やその周囲を触ったり、子宮を動かしたりして
「子宮が痛い」のか「その周りが痛い」のかを
区別する必要があるからです。

また、超音波検査(エコー検査)も
腟からさせてもらうことが多いです。
お腹の上から超音波検査をすると、
皮膚→皮下組織(脂肪)→筋膜→筋肉→腹膜→膀胱→子宮、
みたいに結構な組織が間に入るのですが、
経腟(けいちつ)エコーの場合、
子宮の端っこ(子宮腟部)に超音波検査の機械が直接触れるので、
間に組織があることで見えにくい、みたいなことが
かなり回避されます。


ということで、
必要なときにはさせていただく内診なのですが、

まぁ、あまり受けたい診察ではないですよね…。


なので。
できるだけ楽に内診を受ける方法
=早く終わることができる方法 を
お伝えしますね^^


1.目は開けておく。
 できれば全く別のことに集中しておく。

何かに集中したいとき無意識に目を閉じる、
という方は多いと思います。
内診の時に、
「今から何をされるんだろうドキドキ」ってなってしまって
つい、目を閉じてしまいがちです。
でも、目を閉じると、五感のうちの「視覚」を使わないことになるので、
それ以外の「触覚」とか「聴覚」とかが過敏になります。
脳の機能のうち、視覚ってかなり大きなウェイトを占めるので
それを遮断した分他の感覚に振り分けられる、みたいな。

その結果、
普段なら痛くない程度の感覚を「痛み」として感じてしまったり、
恐怖感が倍増してしまったり、と
あまり良いことはありません。

なので、おすすめは

「気を散らしておくこと」、なのですが、
これって結構難しい。
なので、
「何か他のことに集中しておく」方が
やりやすいと思います。

天井の模様をつなげて星座をつくるもよし。
頭の中で超高速で数字を数えるもよし。
カーテンレールの数を数えてみたり、
できれば5感のうちの2つ以上を使っている状態を
つくるといいと思います^^

以前、内診台では必ず歌を歌う、という方がいらっしゃいました♪
これは結構良い手です^^。
あ、できたら内診台に乗るときに告知していただけると
びっくりしないので助かります☆

あとは、お医者さんやスタッフと他愛もない会話をする、
っていうのも効果的だと思います。


2.脚に力が入ってしまうときは、
 あえて「開くほう」に力をいれてみる。

内診の時に使う器具(腟鏡;ちつきょう、エコーの機械)は
指1~2本分の大きさです。
性行為の経験があるひとであれば、
通常、痛みを感じることはありません。
でも、「機械」は「硬い」ので、
脚に力を入れて締め付けてしまったら、
痛みを感じることになってしまいます。

ですので、できるだけ力を入れないでください、
とお話します。

でも、あの場で「緊張しないで」とか「リラックスして」とか
言われても無理!
ってなっちゃうことはよくあります。
そんなときには是非、

「全力で脚をひらく」方に力を入れてみてください。

その時のポイントは、
「脚の付け根から開く」こと。
気持ちとしては「あぐらをかく」みたいになるといいと思います。

力は入るので、無痛、にはならないかもしれませんが、
少なくとも「力を入れて硬いものを締め付ける」痛みよりは
かなりましだと思います。


3.意識して呼吸する

これは1、2に通じるんですが、
呼吸に意識を集中すると、内診に意識が向きづらくなります。
また、息を止めると身体は緊張しますので、
力が入りやすくなります。

息を止めないで呼吸し続けることが大切です。
このときに、呼吸の回数を数えてみる、というのも
良いと思います。

ひとつだけ注意していただきたいのは、

「あまり頑張って深呼吸をしない」ということです。

深呼吸を何回も繰り返すと、
二酸化炭素が失われて酸素が大量に入るので、
「過換気」と同じように
手足や唇がしびれたり、頭がぼーっとしたりしやすくなります。

肩の力、身体の力を抜くために
「ふ~~~っ」って息を吐くのは良いことだと思いますが、
それをずっと続けるのではなく、
力を抜くことを意識しながらもできるだけ
「普通の呼吸」をしていただいた方が楽だと思います。


4.肩や首、腕の力を意識して抜いてみる

内診、という状態になると
全身が緊張しがちです。
実際触られているところの力が抜けない!っていうとき、
気付くと全身緊張している、という方が多いです。
触られてるところの力を抜くのは最後でもいいので、
手を握り締めてたら緩めてみる、
歯を食いしばっていたら緩めてみる、
顎があがっていたら少し顎をひいてみる、
みたいに、
実際の診察には直接関係ないところの力を抜くと、
お腹や脚の力も抜けますので試してみてくださいね^^



あと、
内診は、出血してても必要だと判断すればさせていただきますが、
出血しているときの子宮頚がん検診はあまりお勧めしません。

子宮頚がん検診は、子宮頚部の細胞をこすり取って
顕微鏡で確認する検査ですが、
出血しているときには血液細胞が多量に混じるので、
診断しづらくなります。
できないわけではありませんが、
「ほとんど血液」しか見えなければ
おかしな細胞を見落とす可能性があります。
終わりかけ、くらいの出血であれば
診断できることが多いですが、
できれば子宮頚がん検診に限っては
出血していないときに受診するようにしてください^^

経腟超音波(エコー)検査は月経中(それこそ2日目とか)でも
全く支障なくさせていただくことができます。


いろいろ試してみてくださいね♪


☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆
「無料Skype朝活&夜活」やってます☆

早朝のまだちょっと涼しい気持ちのいい時間、
あるいは夜の少し落ち着いた時間に、
かんなとSkypeでお話してみませんか?

info.healingdoctor★gmail.com (★⇒@にしてね)に
ご希望の日程(日にちと時間)を第三希望まで書いて
送ってくださいねー♪
原則24時間以内に返信させていただきます^^

FBメッセージでもお受けしておりますが、
時々埋もれてしまうので、できればメールで…。

後日、簡単なアンケートをお送りします☆
----------------------

ブログでも発信していますが、
Facebookでは日常的なことも含めていろいろと動いてます。
※FBでのお友達申請の承認は、
 メッセージをいただいた方やコメントでやりとりをしたことがある方のみ、
 とさせていただいてます。
 メッセージで「どうして私と『お友達』になりたいと思って下さったのか」を
 伝えてくださいね^^
 フォローはいつでもどうぞー♪(メッセージなくてだいじょぶです☆)
 お友達でもフォローのみでも通りすがりでも、
 コメントは是非どんどんしてくださいね☆

-----------------------
ぶろぐらんきんぐ なるものに参加してみました…
いろんな方に読んでもらいたいので、是非クリックしてください!