Action Learning と Adult Learningの関係性 | Teachers College (Columbia) 留学記

Teachers College (Columbia) 留学記

2013年秋から、ニューヨークにあるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで生涯学習(Adult Learning and Leadership, Master of Education Program)を学んでいます。
日々の学びの振り返り(Reflection)として書いている日記です。

Action Learningのテキスト「Understanding Action Learning」の残りの章をさくっと読み終えました。
なんというか、アクションラーニングの取扱い説明書のようなテキストです。(そもそもアクションラーニングとは?という疑問に関しては以前書いたこちらの記事をご参照くださいね。)

基本的に、取扱い説明書のような本であるため読んでて退屈です。しかし、その中でも面白かった章がAppendixに載っていた「Adult Learning Theories Underlying Action Learning(アクションラーニングの基礎をなす成人学習理論)」という箇所。
ここでは、成人学習とアクションラーニングの関係性について触れられていました。
昨日触れたファイナルペーパーのテーマを、「Adult LearningとAction Learningの関係性」について考えてみようかなと思っていたのでこれはラッキー。テーマが決定。

しかも、紹介されていた理論が前学期に受講したAdult Learning and Education: Theory and Practiceで学んだ3つの理論である
①Learning From Experience (経験学習)
②Self-Directed Learning (自己主導的学習)
③Transformative Learning (変容学習)
でした。なんとまあ全てつながってくるじゃないか。
復習がてら、こちらももう一回学び直しをしようと思います!(参考記事:2014年9月16日Adult Learning and Education

ついでに読んでいたのが右側の本。経営学習論の「経験学習」の章。(参考記事:2014年8月9日復習番外編 経営学習論 人材育成を科学する
やはり日本語で復習すると早い。そして、「アクションラーニングと経験学習はどのようにつながっているのか」といういつもと違う観点から読むと、新しい発見がちらほら。


経験学習には行動(Action)と振り返り(Reflection)両方の重要性が指摘されています。
その中での振り返りには、①個人のリフレクション ②他者の支援を通じたリフレクション ③グループで行うリフレクション が存在します。
このAction Learningでは3つとも割とバランスよくリフレクションが行われているように思います。ミーティングの振り返りをみんなに共有することで、「あら、この人はこんなことを思ったんだ」とか、「確かに、そんな視点も大事だよね」と言ったことを学ぶ機会となります。


ちなみに、すべてのAction Learningにおいて振り返り(Reflection)が重視されているかと言われると、そうではないようです。
Understanding Action Learningの本では、Action Learningを4つの学派に分けています。
①Tacit School - 行動と結果を出すことが重視される
②Scientific School - マネジメント上の目標達成のための手段
③Experiential School - Kolbの経験学習モデルを元に作られた
④Critical Reflection School - Critical Reflectionにフォーカス

①が最もタスクをやり切ることに焦点があたっており、「学習」の優先順位が低くなります。
一方、④になると、タスクをやり切ることと同じ位、学びにも焦点が当たります。すなわち、リフレクションを通じた学びの振り返りの機会が増えます。

たぶん、今回の授業では③Experiential School と④Critical Reflection Schoolに近い感じなのではないかと。
振り返りの機会は多いけども、Critical Reflectionのように、自分自身の根底の価値観や考え方にまで振り返っているかと言われると、んーどうだろう。たぶん、タスクに関する振り返り(=Experiential School)が主なような気がする。

そんな学びのメモでした。
明日は、「学習する組織」の勉強をします!!草野球の練習も行ってきます!!